第37話:死んじゃぁ、いけね~❗❗

「私は、意を決し川へ足を踏み入れました。かつて、子供の亡骸を抱いた母親が身を投げたいわく付きの川です」


 お里の話しに皆、耳を傾けた。


「そこへ通り掛かったのが六平様でした」


「おいおい、待った待った~ーーー❗❗」

 六平様はバシャバシャと川に入り追いかけて来ました。

 そして私の肩を掴んだのです。


「お嬢さん、死んじゃぁ、いけね~❗❗

 死んじゃ、ダメですよォ~~ーー❗❗❗」



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