第107話 Ingress日記通常版(03)

☆緑と青の戦いのまえに雑談

 自転車とけんかして骨折した(右手にほうたい巻いた)20歳の青年と、

 雑談に励みます。

 「うちのパソコンボランティア、人が来ないのよ。

 なんとか、来させる方法がないかしら」

 と悩みを訴えたら、

 「うちの祖母は、いろんなサークルに入って、人脈を広げてるから、

 サークルに入って口コミするのも、ひとつの手かも」

 と助言してくださいました。ありがとうございます。


☆戦いがはじまった!

 14:00から運動会がはじまりました。あちこちにゲーマーが散って、

 バーチャルの武器を使い、ポータルと呼ばれる場所(ポケモンGOならポケストップ)

 を攻撃したり、守ったりします。

 緑さん、とっても強い!

 いろんな武器の種類を駆使して、緑色になったポータルを青化して、

 青の陣営に取り込もうとするんですが、

 どれだけがんばっても、青にならない!

 青チームの担当チームが3人から4人程度の人数でして、

 緑チームは10人から20人チームで防衛するから、

 とんでもない人海戦術!

 「やばい! この戦い、負けるかも!」

 ゲーム仲間たちは、顔を見合わせるのです。


☆自販機で 『ソルティすいか』 、発見

 80円で買える 『ソルティすいか』 見つけました。

 「飲んでみる?」

 チームリーダーが言うんですが、

 「ぎえー」 いくら大阪がグルメな都市でも、

 こんなキショイ飲み物は飲みたくないぜ。

 80円というところがミソ。

 

☆結局、前哨戦は不利でした。

 フェイズ1、フェイズ2、フェイズ3 という運動会の種類があって、

 前哨戦のフェイズ1は、のちにわかったんですが、僅差で負けました。


 Ingress日記でも書きましたが、

 足取りも重く持ち場へもどる我々のところへ、

 緑色のカラコン(カラーコンタクト)を入れた青年が現れ、

 「我らにさからうなー」 と言ってきます。

どうやら、Ingress仲間らしい。しかも敵チーム。

 「すごーい。その瞳かっこいいね! 見える世界、違う?」

 わたしが聞いてみると、

 「覚醒すれば、世界が違って見える。仲間に入るのだ~」

 (緑チームは 「覚醒チーム」 と呼ばれています。

 われらは 「抵抗チーム」 です。)

 おおおお~。さすが緑チームは、余裕だねえ。

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