桜トンネル
春爛漫の
桜の花びら
散り落ちて
風が吹くたび
群れになって
円を描(えが)く
描く、走る
ふたりの後を追って
追って、追い越し
素早く傍らを擦り抜ける
見上げる桜のトンネルよ
この世の綺麗な風景は
君が隣にいるだけで
もっともっと輝きを増した
君が拾った花びらの
消え入りそうな淡い色彩
掌の上で揺れて、震えて、風に消えた
一瞬のそれは、儚い夢のよう
だけど僕たちの一瞬は未来に続く
また来年も
一緒にここに来てくれる?
いつまでも
僕の隣で笑っていてほしい
いつまでも変わらず
ずっと、ずっと
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