アジサイとひと時。への応援コメント
長編連載お疲れ様でした!
待ち時間に一気に読み進めてしまった私が馬鹿でした。樹先生ならではの中盤から後半にかけての展開が、涙を誘って誘って……しばらく表に出られません。(笑)
キャラクターたちが魅力的なのはもちろんなのですが、基くんのしっかりとした思考が本当に好きでした。
「世の中に神が存在するのだとすれば、それは空気なのだと僕は悟った。」——もう、こういうの見ると、テンションめっちゃ上がりませんか? 衝撃を受けて、考えて、納得して……すとんと自分の中に言葉が落ちてくる感じ、大好きなんですよ!
地の文で語られる巧妙な皮肉も楽しくて、特に2話の学校のシーンなんかもう最高でした! 基くんが実際にいるなら、是非直に話を聞いてみたい……!
登場人物が繰り広げる会話も、それぞれに個性や特徴、テンションや思考の違いが面白くて、でも基くんは誰と話してもちゃんと基くんで……当たり前のことなんですけど、これだけトーンの違う会話がたくさんある中で、基くんらしさを欠かないのは、本当にすごいなと思います。(どこから目線なんでしょう。ごめんなさい)
おまけの最後、必死に「彼女」に声を掛ける基くんと、「彼女はもう、いないのだから」と冷静に分析する基くん……いろんな解釈が出てきちゃって、うずうずしてます。もし何らかの答えがあるのなら、是非とも教えて欲しいです……!!(既出でしたらごめんなさい)
感想を書くにあたってもういちど始めから読み返してみているのですが、結末を知っていると、彼らのひとつひとつの言葉の意味がまた違って聞こえてきて、すごく感慨深いです。
しばらく、私の生活は彼らのことで支配されることでしょう(笑)
他の作品にもお邪魔させていただきますね^ ^
これからも応援しています!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます。
一年以上も前に投稿した作品に今になって感想をいただけるとはうれしい限りです。
仕事が忙しく返信が遅れたことはご容赦していただけると助かります。
それにしても、感想にあたりもう一度読み返していただけているとは。
ありがたいばかりでなかなか良い言葉が思いつきません。
数年先になるかもしれませんが続編の投稿も考えることとします。
さて、一応すぎるものの番外編であった「駅での不思議」はどのような意味を持つのか。
そんなところも本編の続編で描いていければと思います。
もし、いつかはわからない続きをお待ちいただけるのであれば、その時にまたお会いしたく思います。
応援ありがとうございます。
第1話「桐原基」への応援コメント
自主企画参加ありがとうございます。
まずは視線の移動を気を付けてはいかがでしょうか。
田舎道を行く。
(この間に田舎道から獣道に入る描写)
いつものように獣道を上っていく。
田舎道からいきなり獣道の表記になり、いったん、視線が途絶えてしまうので、読者からは流れが切れてます。
黒い腕時計を見るところもそうですね。
台詞からいきなり視点が時計にワープしていますので流れが切れています。
(慌てて)黒い腕時計(を見ると)針は8時50分を(示してい)た。
でしょうか。
いかがでしょうか?