06
「王よ」。騎士は言う。「ならば私に姫をくださるのですね」「そなたが賢明であるということが証明出来たらだ」王は返す。騎士は立ち上がると、王に剣を向けた。「私は賢明であろう?」。王は血まみれのまま変装を解き、笑った。「私が姫でなかったならね」
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