第34話水曜日②

「有海ちゃん顔上げて」

「はい」

「私は反対する気なんてないから」

「本当ですか」

「ええ」

「でも私ちゃんとした人間じゃないし」

「そう思うなら俊にちゃんとした人間を学べばいいわ」

「お母さま」

「お母さんでいいし私も料理くらいは教えてあげれるから

いつでも帰って来るといいわ」

「ありがとうございます//」

「うん笑った顔も可愛いわね」

「そんな」

「子供の事は出来た時に考えなさい」

「はい」

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