それぞれの道


おなじ道を歩く人がいたら

それはきっと僕の一部になり得る人

そんな人に会いたいと

ずっと願ってきた


君がそうだと思っていた

だけど後ろを振り返ると

君の姿は

さっきの分かれ道で消えてしまった


そんなことを

もう何度経験したのか


だけど僕は哀しまない

また出会うかもしれない

きっと出会うに違いない

君はさようならは言わなかった



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