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目次
恵みの惑星
降り注ぐ光に手をかざして
まっすぐ大地を踏みしめて
見えない何かが体を駆け抜けていくよう
身体全体で呼吸しているよう
恵み 恵み 日の恵み
何もしていないのに降り注ぐ
見返りひとつ望まずに
何一つ分け隔てもせず
ぽつり ぽつりと雨模様
すっかり世界が湿ってく
水たまりに映る草たち嬉しそう
池に水が戻ってく
動物たちも嬉しそう
恵み 恵み 雨恵み
田畑に元気盛り返し
カエルの合唱高らかに
生命の流れ隅々に
誰に頼まれた訳でなく
誰をえこひいきするでなく
恵み 恵み 月恵み
生命のリズム整えて
夜を淡く照らします
産まれる前から輝いて
死んだ後でも変わらずに
恵み 恵み 大地の恵み
生命の循環つかさどり
全ての生命の礎となり
その偉大さに気付かれもせず
皆に踏まれて怒りもせずに
恵みに満たされ星はいく
僕らみんな生かされているね
当たり前過ぎて当たり前になっちゃるけど
それこそがこの惑星だけが持ち得たひとつの奇跡
命育む為に与えられた唯一の惑星
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