わらしべ長者さんのエピソード


 久々に元同僚のわらしべさんから電話でエピソード貰った。


 自宅の改装を内装屋さんにお願いしていたある日、工務店の社長さん(80代ぐらい)が様子見にわらしべさんの家へ。

 ちょうど昼時だったのでわらしべさんが社長さんの昼食も用意。


 わらしべさんのご飯を食べたら急に泣き出す社長。

 虫歯にでも食べかすがダイレクトアタックしたのかと思っていると、わらしべさんが用意した鳥の照り焼きが社長のなくなった奥さんの料理の味と瓜二つで思わず号泣。


 そこからわらしべさんを気に入って、改装費がめちゃくちゃ安くなったり、仕事まわしてもらったり、あっちこっち飲みに連れていかれているとのこと。


 料理一つで縁ができたとわらしべさんは言っていた。

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