母者の話


 母者から電話が来た時、私の日常に掲載できるネタがないか聞いたらもらえた話。


 母者側の親戚に当時宝塚歌劇に所属している人(確か星組)がいた。

 端役だが初舞台だから見に来てといわれて、現在はあるかわかりませんが、当時は出演者の家族のためのチケットなるものがあったそうです。


 当日都合のついた一族郎党で観劇(演目はベルサイユのばら)。

 ところが母者、当時は宝塚に一切興味がなく、公演中に爆睡する。

 しかも母者が座っていたのは最前列の花道真横。


 宝塚ファンに謝れと思わず言ってしまった。


 その親戚さんから爆睡事件後口をきいてもらえず疎遠になったそうです。

 残当だと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る