友人の結婚エピソード
掲載許可が出たので友人の結婚エピソード。
私の友人の一人に通訳の仕事をしている友人がいました。
その友人はイギリス人の女性と結婚しました。二人の出会いから結婚にいたるまでのエピソードが、一部を除いて恋愛系の少女漫画っぽい展開でした。
奥さんとの出会いは約10年前、仕事先のクライアントからのご招待でオーストリアのウィーンで年越しの舞踏会に参加。
パーティー会場で壁の花をしていた友人、迷子の小学校低学年くらいの女の子を発見、一緒に親御さんを探し無事合流。
友人はせっかくの年越しパーティーなのに迷子の記憶だけで年を越すのはかわいそうだと思い、迷子だった女の子を一曲ダンスに誘う。
はい、この時の女の子が奥さんとなる人でした。奥さんからダンスに誘う時の台詞も嫌になるほど繰り返し聞かされました。
「お姫様、よろしければ私と一曲踊って楽しい思い出をいただけませんか?(現地の言葉で)」
小学低学年の女の子と成人男性だと体格差があって踊れないと思ったのですが、友人は女の子を靴の上に乗せて一曲踊ったそうです。
踊り終えると女の子の方から友人にプロポーズ。友人は本気に取らずに
「結婚できる年齢になって、まだ私のことを覚えていて、その想いが変わらないなら喜んで受け入れます」
と約束して別れたそうです。そして10年後少女は大人になり、想いは変わらず日本まで友人を追いかけてきました。
友人は女性の熱意と想いに心打たれて結婚を承諾しました。
めでたしめでたし。
で、一部除いた部分は、追いかけてきた女性に友人はドン引き&年齢差を理由に逃げ回る。
女性は諦める気はないので最終的に友人を酔い潰して既成事実を作り上げ、ショットガン・ブライドになったのが決め手だそうです。
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