ニャッ……ニャー!!


 タイトルだけだと何の話かわかりませんが、高校生の時のエピソード。

 当時私達高校男子は麻雀のルールを覚えようと努力してました。

 覚えようとしたきっかけはゲームセンターの脱衣麻雀を遊ぶため。


(年齢? HAHAHA、細かいことは気にするなよ、チューマー)


 そんなある日、クラスメイトの女子Sが何を思ったのか自分も麻雀のルールを覚えたいと言い出した。

 当時の我々男子高校生陣は大いに喜んでルールを教える。

 ある日私がサポートにはいって友人宅で四人打ち。


「お、良い手来たじゃん! 鳴いて!!(カン、チーという意味で)」

「え? あっ、えーっと………ニャッ………ニャー!!」


 恥ずかしそうにしながらも猫の鳴き声を真似るS。

 私はこの日、萌という言葉を魂で理解した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る