第2話 スピーカーの仕組み

 スピーカーと単純に言うけど、どういう仕組みになっているの?


 基本的にステレオとは、左右一つずつ、それぞれ同じものが設置されます。

 同じ間隔、同じ位置、そして中央で左右から出た音を聞くのが、基本スタイルとなるのでしょう。

 知り合いとの会話では、単純に箱と呼ぶ、スピーカーについて。

 箱にもいろいろと種類があるのですが、どんなユニットが組み込まれているのかで、違いが出ます。

 なのでまず、ユニットの説明でしょうか。


■ウーファー

 これは低音を出すユニットです。約800hz以下。

■スーパーウーファー

 これは低音を出すユニットです。約80hz以下。

■ドライバー

 これは中音を出すユニットです。約800hz~8000hz。

■スコーカー

 これは中音を出すユニットです。約800hz~8000hz。

■ツイーター

 これは高音を出すユニットです。約8000hz以上。

■フルレンジ

 これは全音域を出すユニットです。


 ヘッドホン、あるいは小型のスピーカーなどで使われているのは、ほとんどがフルレンジユニットです。しかし、全域を一つでカバーするわけですから、高音に強くすれば、低音が出にくくなったりと、やはり限界があります。

 それを解決するため、ウーファーとスコーカーをつけ、中音をメインにするスコーカーにも高音を任せたスピーカーが、2Wayと呼ばれる仕組みとなり、より良い音を出せるようにしたスピーカーになります。

 そして、3Wayとは、ウーファー、スコーカー、ツイーターの三種をつけたものになります。


 ……ん? ドライバーとスコーカーの違いってなに?


 ドライバーとは、いわゆるホーンをつけることを前提としたユニットであり、だいたいは箱の上に置いて、ホーンと呼ばれるラッパ(みたいなもの)を設置して、ようやく音が出る代物です。

 これに関してはまた、詳しく後述できればと思います。


 ――では次項より、箱を鳴らすために必要なものの紹介をします。


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