9月25日@魔法が得意な囚人

どんなに分厚い壁に囲まれていようが、自らを小さな虫に変えることができる魔法を使えばいつでも外に出られるんだよ、フッフッフ……。

でも、私はそんなことはしない。

なぜなら、前に一度その魔法を使ったことがあったのだが、近くに居た人間にもの凄い速さで叩き殺されそうになったことがあるからね。

おお神よ……人は何故、小さい虫を見かけるとすぐに叩き殺そうとしてしまうのか……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る