7月12日@まじめな異世大生

今日の講義『言語ボーダレス化に関する研究』はとても面白かった。

この世界では、違う国の人間同士そして魔物や動物に至るまで、互いの言葉を完全に理解できるのだけどそれはどうやって実現しているのか、という話。

その昔、人間も魔物も動物もそれぞれ別の言語を持っていて、お互いの言葉を理解するのは難しかった時代があり、それが原因かどうかは分からないけどとにかく争いが絶えなかったらしい。それは人間同士にも言えることで、違う国の人間が争うことも日常茶飯事だったとか。

そんな時、何百年に一度現れるという大魔法使いが命と引き換えにこの世界全体に魔法をかけた。

別の言語を話す者同士が互いの言葉を理解出来る、という魔法を。

すると、争い事は激減したとか。

その因果関係がはっきり証明されたわけではないみたいだけど、やっぱり生き物にとってコミュニケーションの重要性は高いってことなのかな。

あと、いまだにその魔法が効果を発揮し続けてるってのも凄い話だなぁって。

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