あなたについて

あなたは頬杖をつきそうな顔をしていた。

大丈夫か、問うてもあなたは大丈夫というだろう。


私が他人でも、あなたはあなた。

心配は心配。

私が心配する筋合いはないか。


あなたは多分、何処かで心配を貰っていて、

私の心配は、二の次。


消えたりはしないけど優先順位は低くて、たまに貰ってくれて。




あなたをわかっているつもりでも、

分からないことだらけなのだろう。


見返りなどいらないと言いつつ、

あなたの良い関心事になりたくて、


依存先を探しているだけだろうか。

あなたの優先順位には私がいるだろうか。



何処かを見ているあなたを

たまにみる。



ふと思い出し、絶望と一緒に、虚無の様な夜を過ごす事が多くなっていた。




中身が無いのは絶望だろうか。


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