第16話

 聖女に促され部屋の中に入り、軽く室内を見渡した。

 窓はあるがカーテンが閉められていて薄暗い。

 広い部屋だが椅子とテーブル以外の家具が見当たらないので、誰かが寝泊まりしているわけではなさそうだ。

 集まって話をするときに使っているのだろう。


 部屋の中央にドンと置かれた木製のテーブルと椅子は、ハイデ村の民家にあるものに比べたら多少凝った造りをしている。

 村なりに精一杯頑張って用意したのだと思うが、王都から来た人達からすれば質素に見えるに違いない。


 聖女がそんなテーブルの席に着いている光景は違和感が凄かった。似合わない。

 いや、テーブルと椅子どころかこの慎ましい宿屋の一室全体が聖女とは合わない。

 聖女には想像もつかないような高級なもので設えられた部屋が合う。

 なのでどうぞ都会にお戻りください……と思ったが、話を聞きに来たんだと言うことを思いだした。


 はあ、駄目だな……。

 アリアと離れているからか、どうも心がささくれ立っている。

 余裕がなくなって人に当たりそうだ。

 幼稚な自分が嫌になる。


 今から聞くことは僕にとっては重要なことだ。

 冷静になろうと自分に言い聞かせた。


 僕はテーブルを挟んだ聖女の前の席についた。

 聖剣も口を挟むだろうと思い、声を聞き取りやすいようにテーブルの上に置いた。

 騎士は扉隣の壁に凭れ、腕を組んて立っている。

 僕を逃がさないためか? とまたささくれ立ちそうになったが、単純に外を警戒しているだけだとすぐに分かった。

 どんな内容の話になるかは分からないが『勇者』についての話なら、外部には漏れない方がいいこともあるのだろう。


「ルーク様、お越しくださってありがとうございます。漸く決心して頂けて嬉しいです」

「とりあえず話を聞きたいだけだ」


 そう答えると聖女は一瞬顔を顰めたが、すぐに貼り付けたような笑顔になった。


「何をお聞きになりたいのですか?」


「話を聞いたら旅立ってね」と言われているような視線を適当に流しつつ、何を聞こうか考えた。

 聞きたいことは沢山ある。

 沢山あるのだが……どれから聞けばいいのか迷うし、自分の考えていることを上手く纏めて伝えられるか不安だ。

 正直に自分の本心を言えば――。


 僕は村に残りたいが、魔王は倒したいと思っている。


 ……うん、それは無理だと言われるな。


 目を閉じ、今日アリアが魔物に襲われていた時のことを頭に浮かべる。


 僕は勇者にならなくても、近くにいればアリアを守れると思っていた。

 でも、魔物の牙がアリアを狙っていたあの時……聖剣がなければアリアを救えなかった。

 僕は勇者じゃなければアリアを守れなかったのだ。


 それに、きのこく……ちゃんの言葉がまだ胸に残っている。

 純粋なあの言葉には素直に応えたいと思った。


 僕なら救える命がある、それもたくさんの命。

 僕が救わなかった命の中にアリアやその家族、僕の大切な人達が含まれるかもしれない。

 いや、僕の知らない人だったとしても、誰かの大切な人であることは間違いないのだ。

 アリアといることを選んだのに、「本当に見捨ててもいいのか?」と問いかける心の声は止むことはない。


「僕はアリアのそばにいたい。でも魔王は倒したい。何か方法はないですか?」


 無理だとは思うが、僕が知らない方法が存在するかもしれないという希望を込めて聞いてみたのだが……。


「……」


 僕の言葉を聞いた途端、聖女が思い切り顔を顰めた。

 さっきは一瞬だったのだが今回は未だ継続中だ。

 予想外の質問だったのか、気に入らない質問だったのか……両方かな?

 自分に凄く都合のいいことを言っている自覚はある。

 気分を害してしまったのなら申し訳ないが無言は困るぞ。


「それは彼女を一緒に連れて行きたいということか?」


 黙った聖女の代わりに騎士が声を出した。

 騎士に顔を向けて頷く。


「それも希望のうちの一つです。もしくは村に頻繁に帰って来ることが出来たら……」

「頻繁とはどれくらいの頻度だ?」

「日帰りか二日……いや、なんとか二十日くらいなら!」

「無理だ。一年に一度くらいならいいだろう」

「一年!!?」


 自害するぐらいの覚悟を持って二十日と言ったのに、一年!?


「あの……そもそも魔王討伐ってどれくらいの年月がかかるものなんですか?」

「記録によると長くて三十年、短くて十年ですね」

「じゅ、十年!? 短くて!?」


 今の質問に答えてくれたのは聖女だ。

「そういえば、まだ魔王や勇者について詳しくお話ししていませんでしたね」なんて落ち着いた様子で言っているが、僕は『短くても十年』にかつてないダメージを受けている。

 アリアの一撃よりも重いなんて今まであっただろうか、いや、無い!

 全く根拠のない想像だったが、二、三年くらいですむものだと思っていた。


「どうしてそんなにかかるんだ……」

「ルーク様、魔王についてご存じですか?」

「え? ああ」


 自分が知り得る限りの魔王情報を話した。

 魔王とは魔物の繁殖や行動を活性化させる魔物の王で、倒すことが出来るのは聖剣を持った勇者だけ。

 魔王を倒せないと魔物はどんどん増え、人の世界は衰退していく、と。

 それは正しかったようで、聖女は首を縦に振った。


「そうです。魔王とはそういうものです。ですから、勇者様には一刻も早く魔王を倒して頂きたいのですが……実は、今の段階では勇者様が魔王を凌ぐ力を持っていたとしても、まだ魔王を倒すことは出来ないのです」

「うん? 倒せない?」

「はい。魔王は復活していますが、今は人の手が及ばないところに身を隠して魔物を増やしています。増えた魔物をある程度始末することで、魔王は我々が干渉出来るところまで出て来るのです。そこまでの道のりに約十年必要とされています」

「そうなのか……」


 じゃあ勇者は、魔王に手が届くようになってからの出動では駄目ですか!

 ここから二十日間程度でいける範囲の魔物は殲滅しますから!


「魔物を減らすにもただ倒すのではなく、聖剣で浄化しないと穢れの淀みが減らないので、魔物の数を減らしたことにはなりません。それに魔王は現れなくても、魔王に次ぐ力を持った強力な魔物は次々に現れます。それらは勇者様でなければ太刀打ち出来ません」


 心の声は漏れていたようで、聞くまでもなく答えを貰った。

 魔王を倒すなら約十年旅をする他なさそうだ。


「……じゃあ、アリアを連れて行くのは?」


 もちろん、アリアに相談して了承してくれればの話だが……。

 いや、連れて行けるなら絶対に説得してみせる。


「それも難しいですね。厳しい旅になりますから、ルーク様でも守っている余裕があるかどうか。彼女を危険に晒すことになりますよ」

「……」


 昨日までの僕なら、アリアを守りながらでも旅をすることが出来ると自信満々で言っていたと思う。

 でも、今日村に現れた魔物のことで『何が起こるか分からない』ということを学んだ。

 僕がアリアを守れないことも、長い旅をしていればあるだろう。

 僕が離れたくないという理由でアリアを危険に晒すことは出来ない。


 アリアに「村で僕を待っていて欲しい」と頼みたい気持ちも湧くが十年は長い。

 男でも女でも、十代から二十代と言えば一番楽しい時だと思う。

 それをただ待つだけに使ってくれとは言えない。

 かと言ってアリアに僕のことは忘れて幸せになって欲しいとは言えない。

 アリアを幸せにするのは僕でありたい。

 それは譲れない。


 やっぱり、アリアのことを諦めず魔王も倒すというのは無理なのか?

 どちらかを取るしかないのか?


「いや、勇者の女はつれていけるかもしれんぞ。のう、幼き聖女よ」


 考え込んでいると、大人しく黙っていた聖剣が暢気な声で話し始めた。

 聖女に話を振っているが、何か方法があるのだろうか。

 期待を込めた視線を聖女に向けたが、きょとんとしている。

 あれ、思い当たることがないようだけど? 


 どういうことだ? と聖剣の鍔をツン突くと「そんなところを突くでないっ」と照れた声で言われたが、そんなところってどんなところだ。

 僕にはただの剣の鍔でしかありません。


「聖女と同じ手段を使えば良い」

「まさか……それは出来ません!」


 聖女がテーブルにバンッと手をつき、立ち上がった。

 怒りが見える聖女に構わず、聖剣は話を続ける。


「勇者の旅には聖女も同行する。だが、聖女は癒やしの力には長けているが戦いについては足手纏いになる。それを解決するための手段が聖女にはあってな。『聖獣』の試練を受け、契約し、守護して貰うのだ」

「聖獣……」


 アリアがその聖獣とやらと契約出来たら……守って貰える?

 一緒に行ける!?

 希望が湧いて目を輝かせている僕とは対照的に、聖女の顔は怒りと困惑で歪んでいる。

 テーブルに置いた聖剣を睨んでいるが、聖女は聖剣を敬っているんじゃなかったっけ?

 そういうことも忘れてしまうぐらい気に入らないことなのだろうか。


「エルメンガルト様、アリアさんには資格がないので無理です!」

「いや、ある。あれは持っておったぞ」

「……え?」

「まあ、待て。人の姿でひとっ飛びして呼んで来てやったから、あれもじきに来るだろう」


 そう言うと聖剣は人の姿を現したのだが……何故か扉の向こうから扉をスーッと通り抜けて入って来た。

 え? 出掛けていたのか?

 いつの間に……。


 戻って来たエルはテーブルに腰を掛け、足を組んだ。

 言葉の通りに誰かを待っているようで話を始める気配がない。


 僕と聖女は首を傾げた。

 誰が来るのだろう。

 騎士に視線を向けたが、彼も知らないようだ。


 少しすると、バタバタと廊下を走る慌ただしい足音が聞こえてきた。

 それは真っ直ぐに僕達がいる部屋にやって来て、バンッ! と扉が壊れそうな音を立てて開いた

 そこにいたのは……。


「アリア!!?」


 僕は思わず立ち上がった。

 髪はまだ整えられておらず、おろされたままだった。

 服だけは着がえてきたようで見慣れたワンピースを着ている。

 走ってきたのか額には汗が滲み、肩で息をしていた。


「そこの育った方の乳女に私もルークについて行けるって聞いたわ!!」

「そ、育った方の乳女?」


 アリアが指を差しているのはエルだ。

 エルのことだとは分かったけど……育った方の乳女と言うのはやめようね。

 どこのことを『育った』と言っているのやら……。


 乳女と指を差されたエルは怒るかと思ったが、特に気にならないようだ。

 表情を変えずアリアに話し掛けた。


「勇者の女よ、資格を見せてやれ」

「何のこと?」

「首から下げておるだろう?」


 資格についてはアリアも知らなかったようだが、言われたとおりに首をさぐり、これか? という仕草で服の中に入れていたネックレスを前に出した。

 それは僕も見覚えがあるものだった。

 久しぶりに見たが……アリアが持っていたことに驚いた。


「それ……僕の母さんのだよね?」


 アリアの首に掛けられた細い革紐にぶら下がっているのは真っ白な丸みのある小石。

 角度を変えて見ると虹色の艶が出るのが好きで、小さい頃によく見せて欲しいと頼んだものだ。

 どうしてアリアが持っているのだろう。


「そうよ? ほら、ルークがジャックと外に出ようとしたことがあったでしょ? あの時にお礼で頂いたの」


 そうだったのか。

 僕が欲しいと言ってもくれなかったし、見せてくれるときも首から外すことはなかったのに。


「ほう。勇者の母が……そうであったか。それは聖女である証しだ」

「えっ」


 驚きの声を出したのは僕だったが、部屋の中にいる全員が同じように驚いた。

 それはまさか……母さんは聖女ということ?

 エルに確認すると、「そうだろうな」と頷いた。


「聖女というのは、高い魔力を持った光属性の乙女がなるものだ。神殿で試練を受け、信託で女神に認められた者のみにその石が与えられる。勇者の母は、幼き聖女の先代だったのだろう」

「……先代のことなら聞いたことがあります。回復だけではなく、攻撃魔法の才能も持ち合わせていた優秀な聖女が騎士と恋に落ち、姿を消したと……」

「ええっ!?」


 恋?

 姿を消した?


「……まさかここでその話が出るとはな。その騎士とは当時の騎士団長だ。確かに聖女と共に行方を眩ました。……オレの上司だった」

「ええええっ!?」


 聖女に続いた騎士の言葉に更に驚いた。

 それって……父さんのこと?


 というか、父さんの部下で今も現役って……騎士って何歳?

 二十代だと思っていたけど違うのだろうか。


「ルーク殿。君のご両親の名は『ライネル』と『ミリア』か?」

「え? はい」

「……なら、間違いない。そうか、君はライネル団長の子か。それで最初君の素顔を見た時に初対面ではないような気がしたのだな」


 そういえば湖で素顔を見たときに「会ったことはあったか」と聞かれたが、父さんの面影を感じたのか。

 騎士が僕を見ながら懐かしそうに目を細めた。

 僕の中に父さんの姿を見ているのだろう。


「その髪を見ると団長を思い出すよ。先頭を行くあの人の後ろにオレはいたんだ。目を離すとすぐに一人で斬り込んで行ってしまって……君に似たその金色をよく探したよ。……亡くなっていたなんてな」


 聖女から両親が他界していることを聞いていたようで、騎士はショックを受けている。

 俯いて辛そうにしている騎士を見る限り、父さんは部下に慕われる上司だったようで嬉しい。

 僕を強引に王都に連れて行こうとした騎士に怒りはあるが、父さんの話は聞かせて貰いたいな。


 それにしても……割とのほほんとしていた父さんと、子供のみたいに無邪気なところがあった母さんが騎士団長と聖女……。

 騎士の様子を見ると間違いないようだが、俄には信じられない。

 駆け落ちなのか?

 逃げてこの村に辿り着いたのだろうか。


「騎士の父に聖女の母か。今までの勇者も強い力を持った者の間に生まれることが多かった。お前は勇者に成るべくして成ったのだな」

「……」


 確かに二人は強かった。

 子供の時は周りの大人よりちょっと強い二人は凄いと思っていたけど、全然『ちょっと』じゃなかった。

 言われてみればありえない程強かった。

 他の子の父親は剣一本で魔物の群れを殲滅しないし、他の子の母親は飛んでいるワイバーンを魔法で打ち落としたりしない。


 そんな二人でも、山崩れという自然の力には勝てなかったけど……。


「お前の母は息子の将来を悟っていたのかもな。そして自らの運命も。ゆえにお前の支えになる者に証しを託したのかもしれない。のう、勇者の女よ」

「『勇者の女』じゃないわ、『アリア』よ」


 アリアはエルに文句を言いながら、母さんから受け継いだ石をギュッと握りしめていた。

 エルが言ったことは合っているのかもしれない。

 だから母さんは僕にはくれず、アリアに渡したのだ。

 二人が亡くなって約十年になるのに、まだ二人は僕を守ってくれている。

 そう思えて嬉しくなった。


「……アリア。そして幼き聖女よ。聖獣の試練、受けるのだな? 命の危険はないが、どのような目に遭うかは分からないぞ?」

「はい、もちろん」

「受けるわ!」


 アリアと聖女がエルに向かい、迷いなく頷いた。

 アリアが僕と一緒に行きたいと思ってくれたことが嬉しい。

 試練は心配だが……アリアの目がやる気に満ちているから信じようと思う。

 本当は『一緒に行きたい』という願いは僕の手で叶えたかった。

 アリアに託すことになって心苦しい。


「聖獣を得られるのはどちらか一人だけ、聖獣に認められた者だけだからな」

「……わたくしは勇者様の旅で役に立つよう、修行を積んでおります。攻撃は出来なくても、結界や回復魔法も使えます。それに、アリアさんは資格を持っていたとしても、それは譲り受けたもので真っ当な資格保持者とは言えないのではないでしょうか」

「だからアリアには遠慮しろと? 真なる聖女であれば村娘に聖獣を奪われるとは思わんが?」

「……分かりました」


 アリアも聖獣の試練を受けることに聖女は不満があるようだが一緒に受けてくれるらしい。

 聖女の立場で言うと今まで聖女として努力してきたのだから、突然現れた人が同じ資格を持つのは不愉快だとは思う。

 でも……ごめん!

 僕はアリアと一緒に行きたい!!


「では、すぐに初めるとしよう。王都に戻ってからでも良かったが、アリアがいるうちに済ませてしまわなければな。聖獣の元へ我が連れて行く。よいな?」

「少しだけ待って」


 アリアはエルに断りを入れると、真っ直ぐに僕を見た。

 少し言い辛そうに言い淀んでいたがギュッと両手に力を入れると、見慣れた強気の表情で口を開いた。


「ルーク。さっきの『いらない』は無しよ!」

「え?」


 さっきの『いらない』って、僕に勇者として旅立てと言った時のことだよね?

 『いらない』が無しってことは……アリアには僕が必要ってこと!?

 それに『勇者様』なんて言われていたけど、今はルークと呼んでくれた。


 嬉しい……アリアが僕を必要としてくれている以上に、僕にはアリアが必要だ。

 幸せにすると気合を入れたばかりなのに、また僕ばかり幸せにして貰った。

 やっぱりアリアには敵わない。

 この怒り気味の表情も照れ隠しだと分かっている。

 全部が可愛い、やっぱり離れること何て出来ない。


「アリア!!」


 アリアが愛しくてたまらなくなった。

 立ち上がり、アリアを抱きしめようと駆け寄ったのだが……ん?


「アリア?」

「試練はもう少しだけ……一瞬待って! すぐに戻るわ!」

「ええー……」


 アリアは僕に背を向け、来たばかりの廊下を戻り、走って行く――。

 どこに行くんだ?

 何をする気だ?

 そして僕のこの込み上げてきた愛情はどうすればいいのだ。

 無視して行かないでくれ!


 一分程でアリアはすぐに姿を現した。

 笑顔で戻って来てくれたから、今度こそ抱きしめようとしたのだが……嫌悪感のするあの匂いが鼻に……。


「え……まさか……アリア……お酒臭い……」

「女将さんに頼んで一杯だけ流し込んできたわ!」

「嘘だ……」


 こんな時に!?

 いや、でもアリアは案外緊張するタイプだから、お酒で紛らわせた……のかな?

 単純に飲みたかっただけの気もする。


「……」


 ああ、横にいる騎士の視線が痛い。

 僕の背後からも冷たい視線を感じる。

 これは聖女だろうなあ。


「大丈夫、覚醒したわ。さあ、聖獣を狩ってやりましょう!」

「アリア、狩ったら駄目だから!」

「ははっ! 勇ましいのは良いぞ!」


 聖女と騎士の視線は相変わらず痛いがエルが笑ってくれたので少し和んだ。

 まさかエルに和ませて貰うことになるとは……。

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