元"最恐の黒騎士"の公爵令嬢は、愛憎渦巻く後宮で引きこもりたい
瀬那
第1話
その日、レルフィン公爵家は歓喜に沸いた。
「はじめまして、私たちの可愛い赤ちゃん」
「わぁ、ぼくのいもうと!!」
娘の誕生を心の底から喜び、嬉しそうに笑う両親や兄。
そんな彼らの声を聞いて、
「まぁ、驚かせてしまったのかしら?
でもちゃんと泣いてくれてよかったわ」
「おーよしよし、外の世界は怖くないぞ」
「だいじょうぶ、ぼくがまもってあげるからね」
優しい声で大泣きする赤ん坊の手を握りながらあやしてくれる家族。
それが嬉しくて、悲しくて…ルシュカはさらに泣いた。
(ごめんなさい)
かつて心から望んでいた温かい居場所。
だけど、それを手にする資格が私にあったのか…
その答えは、今でも分からないままだ。
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