ファイト・クラブ



ファイト・クラブ(1999) アメリカ

d.デヴィッド・フィンチャー

t.ジム・ウールス

c.ドラマ

同名小説の映画化


エドワード・ノートン("僕")

ブラッド・ピット(タイラー・ダーデン)

ヘレナ・ボナム=カーター(マーラ)


…………不眠症に悩む"僕"は精神科を訪れるが、医者に「君よりも精神的に苦しんでいる人はごまんといる」と睾丸がん患者の集いを紹介される。

そこで涙を流すことで不眠症が改善された僕は他の患者の集いにも顔を出す日々を送る。そんなある日、飛行機内でのタイラーとの出会いが彼の人生を大きく変えていく。


以下、若干のネタバレ有り。



冒頭の30分でとてもテンポよく話が進む。開始1分、僕とタイラーの緊迫した、それなのにユーモアのあるやり取りで「この映画は面白い!」と信じ込まされた。そのフィーリングの通りこの映画は面白かった。

タイトルの通り暴力描写が強く、若干の性描写もあるので苦手な方は注意が必要。


言われないと気づかなかったのだけれど、その理由に触れるまで「僕」の名前は出てこない。これが物語の核心になっている。


描かれている色彩や空気感、ストーリー、名作と呼ばれている理由がよくわかる。


TAKUYA∞さんが好きな映画の1つに挙げていたので観たんだけど、私にとっても好きな映画になった。ラストシーンがとても印象的。


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