懐かしい温もり
わたしの記憶にうずくまった
ちいさな身体をそっと撫でる
手のひらを伝う湯気のような温もり
たよりなくそよぐ産毛の髪
立ち上るミルクの匂い
握りしめた手のひらの中には
夢が詰まっているんだよと
誰かが教えてくれたよね
その手を開いてこぼれた夢を
拾い集めるために生きるんだって
あなたの夢はなんだったのだろう
もう、それを知ることは叶わないけど
あなたの命をわたしに刻んで
わたしは、夢を追いかけていく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます