第九首 あけぼのの別れにとて

明けぬればあかる山ぎはほのめきて 重ねし袖の色かとぞ見る


あけぬればあかるやまぎはほのめきて かさねしそでのいろかとぞみる



夜が明けちゃったわ…明るくなってきた山際の空はきれいに輝き始めたけど,それさえ,夕べ重ねて寝たふたりの袖の色を思い出して悲しいの…♪

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