第26話番外編メイドとカードゲーム
ハンナが言った。
『ぼっちゃまカードゲームをしましょう』
『別にいいけど、僕やったことないし、どんなカードがあるか知らないよ』
『心配いりません これは小説ですから都合のいいカードを創造すればいいのです』
『どんな最強デュエリストだよ!』
こうしてぼっちゃまはデュエルする
『では先攻は私が貰います』
『出たー!言えば先攻貰えるやつ』
『私は手札からSメイドハンナを召喚』
『早くも自分をカード化した!?』
『更に手札から撲殺されるぼっちゃまを発動!』
『なにその不穏すぎるカード!?』
『自分フィールドにハンナがいて相手がぼっちゃまの時に発動できます。 ぼっちゃまに4000ポイントのダメージです!』
『理不尽!』
『私はこれでターンエンドです』
『危ない アニメルールだったら負けてた。 僕のターン ドロー!』
『僕はお寝坊っちゃまを召喚 更に手札から冴え渡るツッコミを発動 ぼっちゃまの攻撃力を1000ポイントアップ 行け僕の分身!』
『甘い! 私は手札から眠り続ける主を発動 このターン全てのぼっちゃまモンスターは攻撃できません!』
『なにそのピンポイント過ぎるメタカード!?』
仕方なく主はカードをセットしてターンエンド
『私のターンドロー ちっ!このカードは使えないわね チャージ&ドロー』
『待って今の何!?』
『バディバトルのルールですがなにか?』
『遊び王じゃなかったの!?』
『そんなこと一言も言ってませんよ 私はマナゾーンにメイドの嗜みをセット』
『今度はデュエミャ!?』
『私はマナゾーンのカードを横向きにし、ゲージ1を支払いフィールドのSメイドハンナをリリース』
『もうわけわかんないよ!』
『顕現せよ わが魂 ドSメイドハンナ召喚!』
『魂ってか本人だよね!?』
『更にキャスト! お仕置き! このカードはぼっちゃまモンスターの攻撃力を0にし、Sメイドモンスターの攻撃力を2倍にする』
『メタられまくってる!?』
『行きなさい!ドSメイドハンナでお寝坊っちゃまを攻撃 尻叩きの刑300回』
『攻撃名適当過ぎない!?』
あえなくお寝坊っちゃまは破壊されてしまう
『更にドSメイドハンナは二回攻撃ができる トドメよ!ぼっちゃまにダイレクトアタック』
『キャスト 主を守る快眠の盾 その攻撃を無効にしライフを1回復する ふう、これでなんとかしn』
『ファイナルフェイズ!』
『食い気味のファイナルフェイズ宣言!?』
『キャスト Sメイドとの絆 このカードはデッキの上からカードを5枚見て一枚を手札に加え、残ったカードをゲージに置く』
『なんかよくわからないけど、凄いチートだ!』
『これで終わりよ 必殺速攻魔法発動! ハンナのお仕置き お尻バーストスマッシャー!』
『なんでさっきからピンポイントで尻叩きなの!?』
『ゲージ4を支払いフィールドにドSメイドハンナがいるとき発動できる ぼっちゃまに1万ダメージ! このダメージは減らず無効化されずライフの変動もできない!』
『なんか色々保険かけられた凄い効果でやられたーーー!』
『では敗北したぼっちゃまの魂をこのカードに封印します』
『これ闇のゲームだったの!?』
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