ロマンス

僕の前に現れた

不意打ちのロマンス

こんなはずじゃなかったなんて

ありきたりな台詞を吐きながら

君を抱きしめたくてたまらない


好きだ、なんて気付いた瞬間に

キモチは一気に加速して

ただ、いつだって

君に会いたい、と思っていた


やわらかな頬を指でなぞり

濡れた唇を奪ってみせれば

君の甘い吐息が僕を蝕んで


ココロがカラダに追いつくまでに

大事にしようなんて思っていたのに


そんな純情かなぐり捨てて

ふたり、ひとつに、溶け合ってしまうんだ


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