13.あらすじ
今回は血肉(脇役/世界設定)やアクセサリー(エピソード)について、少しずつ詳しく話していきたいと思います。
一番曖昧な内容になるだろうなーと思います。
なぜかというと、これを詳しく詳細に話してたら、この講座で一つ話が書けちゃうからです……。
それはかなり肉体労働なので、はしょるところはばっさりはしょるつもりです。
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脇役の作り方は、キャラクターの部分で説明しました。
主人公と性格がかぶらないように出来たら反対の性格にすると、お話を進めやすいですよ、とか、ほかの脇役を作る際、年齢や外見、いろいろな目に見える部分から、見えない性格の部分まで作った上で、<裏の顔>という<秘密>を作ると、人物に魅力が出ますよ、と言うことも話したと思います。
しかし、世界設定に関してはあまり話してこなかったと思います。
それは、あの時点でその説明をしたら煩雑になるからです。どちらかというと、世界設定はあらすじに基づいてくると思ったので、あらすじの話をあらかたしてしまってからにしようと思ってました。
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ところで、世界設定が必要なお話って何でしょう?
SFとかファンタジーだけでしょ? なんて思ってませんか?
実はほとんどのお話に必要なのです。
世界設定とは、登場人物を取り巻く環境を指します。
その環境が曖昧なままだと、キャラクターだけでお話を進めていくしかありません。
ある程度、どういう場所に住んで、部屋はどういう間取りで、学校はどこにあって、何年何組で、などと言うことも世界設定になります。
部屋の間取りや家の間取りまで? という方もいるかもしれませんよね。でも必要なことです。
なぜかというと、読者に現実的な部分を見せることで、より親近感を持ってもらったり、想像を容易くして、感情移入しやすくしたりするためです。
いわば小道具なわけです。
この小道具をおろそかにすると、嘘っぽい話になってしまうのです。
読者が少しでも嘘だ、ここ矛盾がある、さっきと違う。と感じてしまうと、あっという間に夢というお話から覚めてしまい、楽しんでもらえなくなってしまいます。
「読むのが苦痛」という感想をもらったら、そういう現実感のなさも含まれていると思った方が良いでしょう。
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では、次回も設定の話をしていきます。
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