第6話 吉野家 新瑞橋店

小学校も高学年になったころ、吉野家ができた。

始めて牛丼弁当を食べた時は、なんだか感動した。


あのタレの匂いのせいかもしれない。

まだ、すき家も松屋も無い時代。コンビニも無かった。


そして牛丼で、あの手頃な値段。


小学生の時だから、それほど食べる機会は多くは無かったが、

この時の記憶が残っているせいか、


「牛丼一筋80年」「明日はホームランだ」

のCMも耳に残っているせいかもしれない。


「牛丼といえば吉野家」が自分自身の感覚になってしまっている。

他の店が悪いとか、不味いとかではない。


ソウルフード的な感じで。

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