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  • 第12話 百姓への応援コメント

    信長の配下として「やり手」だった光秀が、こうして己の裡の違和感を感じて、それがだんだん大きくなって……という展開はうまいですね。
    「老い」というものが迫って来る感じがして良かったです。

    そして信忠が三職推任という展開、これが信長の王権を目指していることとのリンクというのも素晴らしいです。
    たしかにそれなら信忠に三職をとなります。

    本作のクライマックスである本能寺、これが当初徳川への攻めを装っていたというのもうまいと思いました。
    ストーリーの最初の方の、饗応の話と結びついているところに唸らされます。

    随風、何者だろうと思ってましたが、天海だったとは……。
    そういえば十兵衛天海説ってありましたね。
    だから徳川とつながりがあったんですね。
    っていうか、タグにありました(笑)

    面白かったです。

    完結、お疲れさまでした!

    ではではノシ

    作者からの返信

    お読みいただきまして誠にありがとうございます。

    体調不良で返信してなかったことを失念しておりました。遅くなって済みません。

    いろいろと元ネタはあるのですが、基本的には本能寺の変の理由として「江戸時代に作られた光秀怨恨説」の表層をなぞりながら、実は全部原因じゃないという形で描こうとした作品なんです。楽しんでいただけたのでしたら嬉しいです。

    あと、個人的に「光秀怨恨説」の裏について、本作執筆後に思いついたことがありまして。
    「光秀怨恨説」って「これだけいじめられてたら謀反してもしょうがないよね」というエクスキューズになってるところが気になってまして。あるとき、これはもしかして誰か「光秀、あるいはその『配下』を擁護したい偉い人」がいて、そのあたりが流したとか、そこに忖度した人が流したんじゃないかと気づいたんですよ。
    そして、その「偉い人」として思い当たったのが、本作にも、ちょっとだけ名前が出てる女の子。斎藤利三の娘、福。すなわち、後の世の三代将軍家光乳母「春日局」なんじゃないかと。

    光秀=天海説ってのはあるんですが、これはさすがにネタだと思ってます。なので本作では影武者に仕立ててみました。
    でも、光秀=天海説の原因は、実は春日局が天海に「光秀(≒斎藤利三)の復権」を頼んだのだとしたら? なんてことは後から想像しました。これネタに続編書けないかな。

    なお、天海=随風は、実はあの山岡荘八『徳川家康』で序盤に「謎の坊主」として意味深に登場してたりします。それで知ったんですね。

    レビューもありがとうございました。
    『STRIKE BACK!』楽しみにしております!


  • 編集済

    第4話 供応への応援コメント

    家康饗応事件が仕込み。
    これは目から鱗でした。
    たしかに、そうすれば色んな人の目は、光秀「優遇」から眩ませられそうです。
    前話の信長と光秀の会話が伏線となっているところがうまいですね。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    お読みいただきまして、誠にありがとうございます。

    これは、元は「光秀が信長に命じられたターゲットは家康だった」説から思いついたんですよ。
    楽しんでいただけたのでしたら嬉しいです。

    あと、誤字報告ありがとうございました。何度見直しても見落としがあります(汗)。

    コメントありがとうございました。

  • 第2話 宴席への応援コメント

    おすすめされたので読み始めましたが、面白く読めてる!時間をかけてゆっくり読むのがいいみたい。スクロールの速度を落として、のんびり読んでみます。

    作者からの返信

    おお、ありがとうございます!
    これ、8:2どころか10:0です(笑)。もちろんBLも無し。
    ゆっくり、お読みくださいね。

  • 第3話 転封への応援コメント

    俗説とされる転封説を逆手に取って、新たな解釈をもって執筆される。
    歴史小説、かくあるべきです。お見事。脱帽です。

    作者からの返信

    お読みいただきまして、また星までいただきまして誠にありがとうございます。
    お褒めにあずかり光栄です。
    実はカクヨム最初期の頃に楽しみしていたのが「酒井七馬と手塚治虫」でした。その作者様で、プロとして歴史小説も書いている方に読んでいただけるとは。非常に嬉しいです。ありがとうございました。