心の内に秘めている事を言葉にしてみた。

第1話 片想い

気づいたら、アイツに恋心を懐いてしまっていた。

告白する勇気も無くて心の内に秘め、その気持ちに鍵をかけ硬く閉ざす。

そんな時、たまに考えてしまうんだ

自分達は中学３年生でこれで最初で最後になるかもしれないのに、と…。

一緒のクラスになったのは中学三年生になってからだったから

告白なんてそんな大したモノじゃなくても想いを伝えなくて良いのか？と問いかけてしまう。

けれど、、アイツとの距離が酷く遠のいてしまった

そこの事を考えると、少し後悔を一日中して

何でもっと早くにアイツと出会わなかったのだろう...と想ってしまう。

そう、初恋も同じように硬く閉ざしているんだ・・・。

彼に伝える勇気なんてないから

心の内に秘めてこれからもずっと彼とアイツに恋心を懐いたままで・・・―――。