編集済
09 Prove Yourselfへの応援コメント
と、なりますね。
推理できた者に対する褒賞ともいえるストーリー進行。
これはもう、病みつきなのであります。
ちょっとだけ考える時間がいりますね。しっかり裏付けしないと。
作者からの返信
ここにきて多重人格のインフレ状態が……当時はミステリ界隈で後期クイーン問題が流行してたので、どんどんメタレベルを上げてやれという皮肉めいた気持ちもあったのかもしれません。
如月様は本当に読み込んでいらっしゃるので、自分にとっては理想の読者様でもあります……!
08 Pop is Deadへの応援コメント
うむ! 睡眠薬でにやりとさせた直後、間、髪を容れずに一気に持って行きましたね!
江奈さんが犯人、と考えるには無理があったのですが、三人目となると変わってきますね……。
さてさてこれは、どんな結末を迎えることになるのか。
作者からの返信
探偵役による検証の段が終わりましたので、後はもう勿体ぶらずに新事実のオンパレードですね!
中編サイズに収めるべく、雑談も寄り道もせず。本当はそういう余談のほうが書いてて楽しいんですけど……w
07 Burn the Witchへの応援コメント
まいった、物語も面白い。
ハーフウェイ・ハウスの件でニヤニヤしながら拝読させていただきましたが、この話には珍しくセンサーが働かなかった…………。
まさか、ミステリマニアの集中力を散らすための罠では!?
……あ、この手、使おうw
作者からの返信
罠ではないです!w
推理小説に付き物の、先行作品からの引用がこの話には全くといっていいほど無かったので、改稿の際に丁度読んでいた『中途の家』をねじ込んでみました。
10 Street Spirit (Fade Out)への応援コメント
ミステロイド、という名の通り、ミステリーに根ざした新解釈的な物語でした。
こういうケースって本人を罪に問えないんですよね……精神鑑定がどうのこうので。
心の治療を受け、犯人の人格を消す(殺す)ことで贖罪になるのかな……警部補さんのやるせない締めの言葉が身にしみました。
作者からの返信
拙い着地ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございます! その上素晴らしいおすすめレビューまで!!
麻耶雄嵩はもちろんミステリの大師匠なのですが、自分は『姑獲鳥の夏』に出会うまでミステリはおろかフィクション小説全体を忌避していた〈小説不適応者〉でしたので、そんな自分に物語の面白さを味わわせてくれた京極堂の名前まで出していただき、望外の悦びであります。
本当にありがとうございました!
09 Prove Yourselfへの応援コメント
イーストウッドさん傲岸不遜すぎィ!!
だんだん荒っぽい性格になって行きますね(笑)。
この辺は舞城王太郎のような勢いで読ませる荒々しいキャラ造形を感じさせます。
作者からの返信
コーダ目指して加速していく感じですね!
舞城王太郎は講談社ノベルスの初期3作で読むのをストップしてしまいましたが、あの暴力的なスピード感が今や芥川賞の常連ですから、世の中判らないものですね。メフィスト賞的には異端中の異端なのに! あ、メフィスト賞自体が異端だから反転して正統に??
08 Pop is Deadへの応援コメント
うへぇ!
ここに来て新たなキャラクターが…!
睡眠薬を常用していた人物…そうか、確かにこの子ですよねぇ…。
作者からの返信
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます!
他人の無実を証明することで自分に疑いが向けられるという探偵行為の皮肉が書きたかったんですが……さすがにピアス一個では論拠として弱すぎますよねw 一応その辺りは新しい人格がフォローしてくれます。フォローというより暴言ですけれども!
残り2話、カタルシスなきカタストロフィをどうかお楽しみくださいませ……。
07 Burn the Witchへの応援コメント
キマシタワー!
女子高生に色恋沙汰は不可欠と申しますが、いろんな愛の形が露見しておりますねデュフフ。
作者からの返信
ボーイッシュな元気少女に小柄で可憐な少女。くっつくのは自然の成り行きかと!w 作者としても、一つの章で二人分のアリバイ工作を処理できるので万々歳です。
手抜きとか、趣味とか、そういうの全然関係ないですから……!
06 Bodysnatchersへの応援コメント
アリバイに関する考察が非常に純粋に面白いですね。
茅夜ちゃんのアリバイ工作が崩れたからこそ、夜中に外出していた真のアリバイが確立するっていう。これで彼女はシロですねぇ。
こういう書き方は本格ならではですよね。すごいゾクゾクします(笑)。
そして北西バージョンの江奈ちゃん、すばしっこい……!
作者からの返信
そう言っていただけると嬉しいです!
中盤は探偵役によるアリバイ証明がメインなのですが、こういうの書いたことなかったんで、構想から形にするまでえらく苦労しました。ミステリ作家の方々は本当に凄いと思います。
そして北西はダッシュ力に定評があるんです!
編集済
05 Go to Sleepへの応援コメント
まさかの探偵役登場!?
江奈ちゃんがやたら眠っていたのはこのためだったんですね……!
二重人格の分類は心理学でも非常に興味深い題材です。
江奈ちゃんがなぜ北西を心に宿すことになったのかなど、過去にも俄然興味が湧いてきますね〜。
作者からの返信
この辺りから本格的に話が動き出す感じですね。警部補的には動くというより急転直下ですか……奈落の底へ真っ逆さま!w
二重人格の〈妄想性人格障害〉という分類は、殊能将之『ハサミ男』の記述から拝借しました。丸パクリで何の芸もありませんが、それくらい大好きな小説でした。
04 Motion Picture Soundtrackへの応援コメント
このまま犯人確定なのかと思いきや、やっぱりまだまだあるみたいですね!
江奈ちゃんのことが序盤からずっと気になっていたのですが、何か裏がある様子……!?
作者からの返信
この後『よくある兄妹~』の某エピソードと思いっきりかぶってくるので、かなり恥ずかしいですわ……フフンなるほどねーと軽くあしらってやってくださいませw
編集済
03 Karma Policeへの応援コメント
タイムスケジュール描写。
ざっくりとした経緯に見えますけど、絶対これ裏があるやつだ……!
江奈ちゃんだけ早めに就寝してしまったのでその後の状況が伝聞でしか把握できないのも良い具合ですね。読者目線に寄ってて。
作者からの返信
自分で書いておいて何なんですが、こういう時刻トリックっぽいのは本当に苦手です。『木製の王子』のアリバイ崩しとかほとんど読み飛ばしてますからねえ……あれはやっぱり家系図でウギャー!! となる話なのだと思います。
そして江奈は寝不足気味なんですよね……事件の核心の一端に早くも触れているのがさすがです……!
02 Knives Outへの応援コメント
部屋の配置とか本格的ですね〜!
他殺なのに、凶器を被害者自身が片手に握らされているのが鍵なのかな。ドキドキ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ネタバレになってしまうため詳細は明かせませんが、実はこの話、『よくある兄妹~』のモチーフと一部かぶってるところがありまして。拝読した際、なるほどこう書けばいいのかと大いに感心したものです。
引き換え、拙作は厳密なミステリとしてはどうにも片手落ちの感が否めません。ミステロイド=擬似推理小説として気軽に読み流していただければ幸いかと……!
06 Bodysnatchersへの応援コメント
ふむ、なるほど。
実に良いです。
ミステリは中盤からどっぷりになりますね。
中編でも書いてみたくなります。
作者からの返信
ちょっと改稿しました。何回か読み直してるんですが、それでも誤字や変な文章が潰しきれていないという……💦元々発表する気のなかった習作なので、手は抜いてないはずなんですが、どうにも細かい粗が目立ちます。
それはともかく、短編をアップされてますね! すぐ伺います💨💨
01 In Limboへの応援コメント
JKモノという言葉に惹かれて来ました(そこかよ)。
新本格ブーム時代の講談社ノベルスを思わせる文体ですね♪( ´▽`)
たくさん読み込んだんだろうなぁという匂いをひしひしと感じます。
うら若き乙女たちの惨劇、どう転がるのか楽しみに読み進めたいと思います。
作者からの返信
>織田崇滉様
ようこそいらっしゃいました!
同じく麻耶雄嵩を敬愛し、かつミステリ道を踏み外してしまった者として、一方的に親近感を抱いております。貴族探偵のドラマはスルーしておりますが……w
『よくある兄妹~』の楽しく読みやすい語り口には到底及ばぬガッチガチな文体で恐縮ですが、お暇なときにチラチラ目を通していただければ幸いかと。
05 Go to Sleepへの応援コメント
その通り。アリバイ工作したことが、そのままアリバイになっている。
証拠は無いものの、すっきりです。
読者の「アレ?」を素早く解決。完璧な構成。
これで北西さんの言葉に信憑性が生まれますね。
前話同様、上手い隠し方をされている気になる単語が……。
これはノートの方に書かせていただくことにします^^
作者からの返信
こちらにもコメントありがとうございます!
北西の快刀乱麻っぷりに狼狽えながらも奮戦する警部補の悲哀はまだまだ続きそうです……。
気になる単語の件ですが、自分もノートに書いたほうが良さそうですね。
04 Motion Picture Soundtrackへの応援コメント
おおおおおお!?
ほう、これは、新たな要素が。
新たな容疑者、あるいは真の探偵が登場するのか?
一人称で語りが入るところを見ると後者のような気もしますけど……、いやいや、面白いエッセンスが出てきましたね。
五人の関係性に推論を書き加えたところで、暗号解読用の紙が真っ黒になってしまいましたw
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カクヨムに掲載済みの作品はいずれも一人称小説なのですが、これに関しては江奈の心象のみ記述する三人称一視点形式を採用しています。
ミステリの制約の多さから、いかに劇的な効果を引き出すか。そんなことに正面から取り組んでいたわけですね。若かったんですねえ……(遠い目)。
03 Karma Policeへの応援コメント
時間的ガイドラインの解説回といったところでしょうけど、ミスリード用の罠か核心か、ちらほらとちりばめられてきましたね。
描写の側に気になる単語が二つ。どちらか、あるいはどちらも関係無いのか。
シンプルゆえにのめり込んで楽しめます。
作者からの返信
うわー読んでいただき恐縮です!
そして今読み返してみて、これすぐに手直ししないとまずいなーと思っております。いきなりラジオとか出てきて「えっ!?」てなりました。
どうも改稿前の設定が一部残ってしまってるみたいで、大変申し訳ないです……〈仲好し〉と〈仲良し〉の表記揺れも超絶気持ち悪いし!
02 Knives Outへの応援コメント
マップ、こんな感じかしら……。
雰囲気がいいですね。ついつい鼻や眉間を擦りつつ、探偵気分で拝読。
文体についてお話されていらっしゃいましたが、テンポが調整されて、私は大変良いかと感じております。
作者からの返信
>如月 仁成様
本格ものだと冒頭や作中に間取り図載ってたりしますよね!
完全に部屋割り忘れてたので、読みながら思い出してますw
階段
茅夜 トイレ
玖珠 那珂
紗乃 江奈
二階はこんな感じですよね、多分……。
一階は自分でもよく判らないですね……。
01 In Limboへの応援コメント
素晴らしい世界観。
静謐の中、柱時計の音だけが重く耳に響き続けています。
いや、もう一つ。ペンの走る音が。
愛用のルーズリーフを引っ張り出して、既に一話目の景色がびっちりと書き込まれています。
ふっふっふ。|д゚) ←勝手に登場人物気取ってる
こちら、自宅PCで拝読させていただこうと思いますのでタイミングが微妙ですが、楽しませていただきますね!
いやあ、ミステリーはいいっ!
作者からの返信
>如月 仁成様
コメントありがとうございます!
今作はカクヨムに投稿した中では断トツに古いものでして(十年以上は前かと……)、文章も生硬で読み辛い箇所も多々あるかと存じます。真っ当なミステリを書こうと足掻いていた頃ですねw
元々ワープロで(当時まだPC持ってなかったんですよ……)プリントアウトした文書を、PC購入後にフリーのOCRソフトで文字データに変換したという経緯がありまして、まだまだ文字認識が未熟だった当時のこと、〈大事件〉が〈犬事件〉になっていたり他にもおかしな漢字が潜んでいたりで、見つけ次第修正してはいるのですが、未だ直しきれていない誤字が眠っているやもしれません。
もしそういった誤字の類いを見つけた際には、応援コメントでそっと教えていただきたく……!w
10 Street Spirit (Fade Out)への応援コメント
なんとも、面白かったです。
ミステリの面白さには幾種類もありますが、私は『想像力』『可能性』を追究したうえで得ることが出来る一本のレールから外れない作品が最も好きです。御作品は、一つの美しい完成形と存じます。
心ゆくまでの堪能。ふうと、気持ちよく息を突いて、背もたれに身を落としました。
幸せなひと時。いただきました。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
取り敢えず書いてみたはいいものの発表する当ても意図もなく、書き写すのを面倒臭がってOCRソフトに任せたら誤字脱字まみれという悲運の中編ではありますが、こうして感想をいただけるだけでも公開した甲斐があったなあと感慨に耽っております。