まほろばのトラの章 其ノ四


 宿に戻った二人は女将にご飯は半分でいいと告げ、部屋で休むことにした。くつろいでいると運ばれてきたのは川魚の味噌和えである。ゆず味噌が舌をうなららせた。


 しかし、さっきのことが気になって仕方がない。


「使いを寄越すって猫か?」

「さあ?」

「おとうのこと知ってた……そういえば何で志乃はあの猫の名前知ってたんだ?」

「あー……えと、昔、そんな様な話を神社によく来るじいから聞いたのよ」


 神社にいる変な声がそう言ってた、と言うと話がややこしくなるので誤魔化した。そういえばあの声の主、先代を知っていた。先代からあの神社にいるのだろうか。


スーッ


「外にお客さんを迎えに来たと駕籠舁かごかきが来ていますが……心当たりあります?」


 来た。


「来たわね」

「猫が迎えに来たのか?」

「猫? いいえ、駕篭が二つ外で待ってますが」

「さ、行くわよ」

「行くんか?!」


 二人は念の為、得物を手に外へ出た。確かに提灯を手にした若い男が数人、立派な駕籠を持ちしゃがんでいる。志乃達に気がつくと一人が近づき話し掛けてくる。


「えー……志乃様にイロハ様、ですね?」

「トラのお使いの人?」


 すると若い男は嬉しそうに笑顔を見せる。


「はい! どうぞお乗り下さい! あぁ、刀なんかは置いていかれて下さい。大丈夫! 何かあってもあっしらがお守りしますんで!」


 そう言うと男は腰の脇差を見せる。


 少し戸惑ったがまぁそう言うならと宿の女将に刀と錫杖を預け、遅くならないうちに帰ると言付けした。


「行ってらっしゃいまし」

「さあ行くべ。しっかり掴まってておくんなせぇ!」


 駕篭にそれぞれ乗り込むとピーっと笛の合図。


「ご出立ー」

「よーいせ!」

「えっほ!えっほ!えっほ!」


 駕籠を担いで男達が走り出した。


 駕籠に乗ったのは初めての志乃。前に読んだ書物に将軍家の姫が駕籠に乗る場面があり憧れたものだった、が……。


 揺れる! とにかく揺れる!! 揺れまくり!!!


 揺れは段々と激しさを増し、遂に上下に揺れ始めた! 

 上から延びた綱に捕まっていないと外に投げ出されそうである!


『うひょう!? ぎゃぉぉ?!』


 後ろからイロハの奇声が聞こえる。


(何これ?! 一体どこ走っているの?!)


 片手で捕まりながらそっと物見(小窓のこと)を開けて外の様子を見た。


「ななななな!?」


 真っ暗い闇の中、木が飛ぶように過ぎていく。なんという速さだ!

 辛うじて遥か遠くに町のあかりが見えた。

 どうやら駕篭は山奥へと向かっている様だ。


「一体何処まで行くの?!」

『えっほ! えっほ! 危ないんで! えっほ! お顔は出さないで! えっほ! もうすぐです! えっほ!』


 今度はひどい急斜にかかった。

 駕籠が斜めになり、後ろへと引っ張られそうになるので必死だ!



──どれくらい走っただろう。もう限界、そう思った時ようやく揺れが収まった。



 到着したようだ。


『お二人様ご到着ー! 案内はよう!』


 ざわざわと大勢声が聞こえる、外には人が沢山いるようだ。

 どこかのお屋敷の前だろうか。


『着きました、どうぞ。大分揺れましたがご無事ですか?』


 駕籠の戸が開き、にゅっと手が差し出された。思った通り大きな屋敷の前で、入り口に提灯と人影が見える。


 とりあえず駕籠から出てみようと出された手に掴まると……。


ざらっ


??


 妙に男の手が毛深い。不思議がって男の顔を見ると……!


「お疲れさんです。いやぁ人間様を運ぶのはいかんせん初めてでして……」


 なんと衣を着た猫が手拭いで顔を拭いていた!

 驚きぽかーんとする志乃、声すら出ない。回りを見ると同じように衣を着た猫が二本足で立っている!


(年取った猫が集会をするって話は聞いたことあるけど、ここまでとは! あっイロハは!?)


「お、お客さん?! どうしました?!」


 見ると後ろの駕籠の中で錯乱し、じたばたしていた。

 慌ててイロハを取り押さえる。


「うわっ! うわわわわわ!!」

(落ち着きなさいよ! 水倉の姫でしょ?! 見っとも無いところを見せれば貴女の父上も笑われちゃうのよ?)


 気の利いた志乃の耳打ちで大人しくなるイロハ。腹をくくったのか駕籠からゆっくりと外に出た。おっかなびっくり志乃の腕にしがみ付くも何とか立ち上がる。


「よろしゅうござんすか? さぁ案内しましょ。邪々様が奥でお待ちです」

(邪々様……? あぁ、トラのことね)


 屋敷から出てきた着物姿の白い雌猫が案内してくれるようだ。


(みんなオラの知ってる猫と違うべ…)

(あんただって似たようなもんじゃない)


 案内に連れられ屋敷に入ろうとすると、立っていた怖そうな猫に止められた。


「おっとお客人、こっからは被り物はとってくだせぇ」


 まぁ人間もいないだろうし、とイロハは言われるままに頭の手拭いを取る。


「ややぁ!? 犬耳!!」


 見張り番はイロハの耳に驚くと、ぺたんとその場に腰を抜かしてしまった。


「このデレ助! 狛狗様がいらっしゃると聞いてたんべな!」

「す、すいやせん。こないだ野良に足噛み付かれたばっかしで……、へへっ……」


 怖そうな猫は立ち上がると、頭を前足で押さえイロハに平謝り。


「あはははは、情けない。さぁさ、段が高いんで気をつけて下さいね」


 入り口に入ると段になっており、そこで履物を脱いだ。廊下に出ると三味線の音が聞こえ何やら賑やかである。雌猫は一角の部屋に入り奥のふすまへ声をかける。


「只今お見えになりました」


『おう、入ってもらえ』


 すると襖が勝手に開く。中では猫達が酒の宴を披いていたのだ。部屋の両隣に衣を着た猫がずらりと並んで座り飲み交わしている。奥では器用にも着物のぶち猫が三味線を弾いていた。


「さあお座りになって、どうぞ楽しんでって下さいね」

「うわぁ…」

「もう何も驚かないわよ…」


 手前に二つ膳と座布団があったので、おもむろに座る二人。志乃とイロハに猫達の視線が集まる。ふいに三味線が止んだ。


『おぅお前ら! 俺の客で星ノ宮の二代目と那須の狛狗だ、挨拶しろ』


「ようこそいらっしゃいまし!!」


 奥のすだれからドスの聞いた声がすると、一同が一斉に頭を下げる。


『三郎!』

「へぃ!」


 呼ばれた猫が簾の紐を引っ張る。

 中から現れたのは──。


「ひぃっ!!」

「!!!」


 中からででんと現れたのは熊のように一際でかい猫であった。片手で杯を持ちながら煙管きせるくわえている。後ろにうごめく物が二本、それは正しく二股に分かれた猫の尻尾であった。


「あわわ…」

「あ…ま、まさか貴方トラなの?!」

「はっはっは、驚いたか! 夜になればこの通りよ! 我らが城『猫魔殿びょうまでん』へようこそ参られた」

「はぁ…熊かと思った……」

「はっはっは! おぅ、お客人に酌をしろ」


 再び静かに三味線が鳴り出すと横からススッと着物姿の猫が二人に酒を勧める。

ここでもやはり気になるのはイロハのことだ。


「イロハ、お酒は……」


 志乃が横を向くともう飲んでいた。


「こぉぉぉー…」

「!」

「んまぃ! 甘酒みたいに甘くねぇきと!」

「飲みすぎないでね、あんまり飲んじゃ毒なんだから」


 そう言って自分も一口飲んだが成程確かに旨い酒だ。きっと高いものに違いない。志乃は酔っ払わないうちに聞けることを聞いておくことにした。


「ここへ来る前に『トラ』って先代の知り合いがいると聞いていたのだけど、貴方は星ノ宮の先代とはどうやって知り合ったの?」


「それについてはワシから話させて下され」


 一番奥に座っていた長い毛の猫がポンと膝を叩く。


「よっ!待ってました!」


 パチパチパチ!


 何故か場が盛り上がる。

 三味線が臨場感あふれる曲に変わると、音色に合わせ「毛長のジジ」は語り始めた。


「──今より二十余年前、この里にダイタラボッチの化け物が現れ、那珂の里は滅亡の危機に瀕した。化け物は五つある集落を手当たり次第に襲っては人を喰らう。水戸藩ではありながらも救援が到着するまでに壊滅は必至。生ある誰もが里を諦め、逃げ惑い、神や仏に祈ることしかできずに死を覚悟した。


だが正に天運! 奇遇にも那珂の里に星ノ宮の巫女が来ていたのだ! 巫女は里の猫百を従え、我ら大将邪々虎の背に乗ると山の様に聳え立つ化け物に挑んだ!

しかしダイタラボッチの化け物に味方する妖怪らに阻まれ大苦戦!

八溝やみぞの麓が猫と妖怪の血で染まる!!

長期になれば我等が不利、流石の巫女もなかなか化け物まで及ぶこと敵わず!

戦は一進一退を強いられた! 


そこでまたもや奇跡が起こった! 

遥か那須岳なすだけから狛狗こまいぬ水倉みなくら蒼牙そうが率いる山狗一党が駆けつけ我らに味方した!

横槍を突かれ妖怪供、その勢いに圧倒され一目散に逃げていく!

あっという間に追い詰められた化け物は抵抗するも多勢に無勢!

化け物が怯んだ隙を見て、巫女は邪々虎を駆ると宙高く飛び上がった!

渾身の一撃と巫女の術を受けたダイタラボッチ!

ガクリと膝を突くと業火にその身を包まれる!

正に天誅!天まで届こうかという轟炎を上げ、化け物はうなり声を上げ悶え苦む!

何とか火を消そうと水辺まで這いずるダイタラボッチ!

そうはさせじと星ノ巫女!

あと一歩で武茂むも川というところで遂に焼けただれた化け物が崩れ落ちた!

ダイタラボッチは力尽き、こうして那珂の里に平和が訪れたのだ! お終い!」


パチパチパチパチ!!


「かっこいい!!」

「よっ! 日ノ本一!」


 長い語りが終わると再び拍手喝采をあびる爺猫。


「ジジよ、ちとばかし語る度、尾ひれが付いてはおらぬか?」

「……若かりし頃の邪々殿の勇姿、今でもこのジジの目にしっかりと焼きついておりますぞ! 人の子の口から語られることはありませぬが、これから後の世も我ら一族の間で語り継がれるべき伝説ですじゃ」


 そう言うとジジは二股に割れた長い毛の尾を得意げに振る。実際に見た様なことを言っているが本当にその目で見たのだろう。年季の入った長い毛がそう語っていた。


「ダイタラボッチ、そんな妖怪伝承の中だけの話だと思ってたわ。しかも先代がそんなに強い人だったなんて……」


 志乃は先代のことを殆ど知らない。故に今の話を信じることが出来なかった。

酒と博打を好み、暴力沙汰を起こして何処かへ消えた。耳に入る話はそればかり。

志乃が星ノ宮に来るまで神社が廃屋だったのも、先代がろくで無しだったからだと思っていた。

 だがこの里では英雄として語られている。もしかすると先代は凄い人物だったのではなかろうか?


「恐ろしく強く、気丈な人間であった。逃げ腰の我らに活をいれ、立ち向かう勇気をくれた。人間の巫女にしておくのが惜しいくらいじゃったわ」


 邪々虎は目を細め、遠いまなざしを向けると杯を空けた。


「そうだったの」

「うむ……。ところでそっちのイロハといったな。お主らの御大将、三倉山の蒼牙殿は息災か? 生きているなら会って酒でも飲み交わしたいものよな」


 イロハは酒を飲みながら嬉しそうに、


「おとうなら数年前から弱っちまってるけど、まだ大丈夫だと思うよ」



ゴトッ…



 邪々虎は思わず持っていた空の杯を床に落とした。これまでに無いくらい目を丸くし、呆気にとられている。

 三味線もピタリと止み、他の猫達もイロハに視線を集中させ、誰もが驚きの表情を見せていた。イロハはそれを何事かと見回す。何かまずかっただろうか?


「お主…蒼牙の子…なのか?」

「……え、あ……う、うん」


 スッと巨体を持ち上げるとイロハの前まで詰め寄った。


「何と言う事だ…よく顔を見せてくれ! おぉ…確かに母の面影がある!」

「おかあのことも知ってるの?!」


 邪々虎は何度も頷くと、体を震わせ前足で目を押さえた。

 そして大粒の涙をこぼす。


「そうか、蒼牙の子か。よくぞ、よくぞ来てくれたの…!」


 それを見て周りの猫達は皆涙を流し、ある者はわんわんと声を上げ突っ伏した。


「皆の者! こんな目出度めでたい宴は久し振りだ! 今宵は飲み明かすぞ!!」


「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


 三味線が明るい曲を奏で始めると、手拭いを巻いた猫が部屋の真ん中で踊りを踊り始めた。そして待ち構えていたように数匹の猫がイロハを囲み、酌を勧る。


「御嬢、どうぞ! あっしの酌を受けてくだせぇ!」

「御嬢! あっしのも是非お願いします!」

「お願いします御嬢!」


「あわわ、順番順番! そうだ飲めねぇ!」


 注がれた杯を飲み干すと「おー!」という歓声が上がる。


(な、なんか私だけ場違いじゃないかしら)


 そんな志乃に、近くに座っていた一匹の斑猫「八兵衛」が酌を勧めてきた。


「まま、姉さん一杯どうぞ」

「ええ…でもイロハ、凄い人気ね」

「そりゃもう! 水倉の蒼牙殿といえば義の勇者ですからねぇ。その御息女様なんていったら皆ほっとく訳がござんせんよ! 那須の狛狗様は血が途絶える寸前だったと聞いていやしたが、跡継ぎ様がいらっしゃったとなれば安泰あんたいですよ、いやぁ目出度い!」


 まるで自分のことのように喜ぶ八兵衛。だが志乃はわからない。


「さっきの語りだけどどうして那須山からわざわざ助太刀に来たのかしら。那須の狗族とこの里の猫はなにか交流があったの?」

「いえ、何も無かったらしいですよ。ただ水倉の狛狗は先祖代々義に厚い血筋らしく、大昔は戦があると加勢に行って弱きを助けたそうです。何でも『水倉』って名も、遠い昔に助太刀した人間の殿様から頂いた名前らしいですぜ」

「狛狗が人間の戦の助太刀をしたの?!」

「驚きですよねぇ。想像つかないくらい器のでかい話ですよ」


 気さくな八兵衛と話をしながらイロハの方をちらりと見る。

 そして志乃はふと思った。


 いつもは修行の為などと妖怪退治の供をしてくれるイロハは本能的に先祖の意思を継ぎ、手伝ってくれてるのではなかろうかと。義の勇者の末裔と聞き、急にイロハが自分とは遠い存在に思えてきた。ただ生きる為、妖怪討伐する自分について来てくれているのが少し申し訳ない気持ちになる。

 それでも隣にいてくれるイロハは、一人ぼっちだった志乃にとってかけがえの無い存在なのだ。ありがとうイロハ、志乃は心の中でそっと感謝した。



『親分、お楽しみのとこ失礼します』


 突然ガラリと障子が開き、片目の黒猫「烈風れっぷう」が入ってきた。


「何だこんな時に騒々しい」

「ちょいとお耳を拝借。実は……」


 邪々虎に寄ると小声で何かを話している。

 聞いているうちに邪々虎は目付きをギロリと変え立ち上がった。


「すまぬが野暮用がはいった。志乃、イロハ、すぐ戻るつもりだが気兼ね無く楽しんでいってくれ」


 そう言うと邪々虎は烈風と共に部屋を出て行った。


「相変わらず邪々殿は多忙のようじゃの」

「どうしたんだ?」

「五つも集落を治めてる身ですから色々あるんでござんしょ。ささ、邪々様の好物のなまず天麩羅てんぷらです。おあがんなんしょ」


 イロハと志乃の前に、鍛冶屋猫の五平が天麩羅を運んできた。


「天麩羅とは豪勢ね!」

「こてらんねなぁ!」

「あまり食いすぎると邪々様みたいになっちまいますのでご用心」

「八兵衛! 滅多なこと言うもんじゃないよ! 親分があの大きな体で守ってくれるからこそ、今のあたしらがいるんだからね」


 斑猫の八兵衛が冗談を言うと、同じブチ猫の逸路いつじがムッとする。


「やっぱりトラは普段も見た目どおり強いの?」

「強いなんてもんじゃありませぬ! 夜にならずとも、鼠、野兎は勿論のこと、時としては野犬やとんびまでねじ伏せるお方ですぞ」


 毛長のジジが得意げの話すと、三毛猫の三郎も堪らず口を出す。


「何と言っても暴れ馬を止めた時は凄かったですねぇ。走る馬を屋根の上から背中に飛び乗って手綱を咥える! 私らも里の人間も仰天でしたよ!」

「へ、へぇー…」

「普段腹見せて寝てる時は想像もつきませんがねぇ」

「ハチ! いい加減にしないと親分に言いつけるよっ!」

「ひっ! 悪かった! それだけは勘弁してくろ!」


 逸路いつじに睨まれ、首を縮めて懇願こんがんする八兵衛。それを見て一同大笑い。


「そういや御嬢も蒼牙殿の御息女、さぞかしお強いんでしょうねぇ」

「勿論! こないだも襲ってくる化け物をバッタバッタと……」


 ほろ酔いでいい気分のイロハが立ち振る舞いを始める。


「まぁ! 勇ましいこと!」

「ちょっとイロハ…」


 ここでふと、志乃は邪々虎がなかなか戻らないのに気づく。


(そういえばトラは何してるのかしら。すぐ戻るって言ったのに……)


 小声で隣にいた白猫のお花を呼ぶ。


かわやをお借りしたいのだけど、大丈夫かしら」

「あ、はい。ご案内します」

「イロハ、あまり飲みすぎないでね」


 そう言い残しお花と志乃は部屋を後にした。廊下を歩き少しすると外が見える縁側えんがわに出る。屋敷の裏は山になっており、更に上へと続いていた。


 ふと、木の間から猫が二匹走っていくのが見えた!


(やっぱり! 何か起こってるんだわ!)

「そこを曲がって突き当たりです」

「わかったわ、ありがとう」


 お花は一礼すると、元来た廊下を歩いて行った。

 見えなくなるのを確認した志乃はこっそり入り口まで履物を取りに戻る。


 そして縁側から外に出ると猫達が走っていった方角へと向かった。

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