夏の休日にいきなり偽野茂安君が海に行きたいと言った。

海は近所にあるので二人で歩いて行った。

偽野茂安君は、泳がないでずっとパラソルの下で眠ってしまった。

せっかくだからと理沙は一人で泳いで砂浜に帰って来ると本物野茂安君がいた。

話しかけると、ああ安藤さん？

といった感じである。

恨まれても仕方ない事をしたので謝ろうとすると後ろから美少女といった女の子が海から上がって来た。

「野茂安も泳ぎなよ。」

女の子は、理沙に会釈した。

気まずい空気になったので偽野茂安のところに戻った。

偽野茂安は、イビキをかいて眠っていた。

何だろうこの胸騒ぎは…。

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