第30話 明後日の休み…。

今日の仕事も無事に終わりました。

仕事を終えて少しの間、時間があったのでネットサーフィンを

していました。

定時になったので帰ろうと、バッグを持って事務所をしめようと

した瞬間に内線が鳴り響きました。

この内線で仕事が追加され、定時で帰れていた予定が崩壊しました。

追加された仕事が終わったのは、1時間後…。

非常に虚しかったです。

夕焼けの空が悲しそうでした。(極謎)

一応、明後日がお休みの予定になっているので耐えます。

明日も仕事ですが…。


明日は、昼からの出社で深夜までの仕事と言うちょっと

不規則な仕事の予定になっています。

家に帰る頃には、日付が変わるか変わらないか微妙な

ところでしょう…。

精神状態を崩さない事を祈ります。

午後9時を過ぎたら事務所の鍵を閉めて事務所に引きこもります。

知らない人間が来て、危害を与えられるの嫌だから引きこもります。

人はこれを、会社内引きこもりと呼ぶ。(嘘)

自己防衛しておかないと、身体がもちません。


仕事でも空いている時間に、ネットサーフィンをしています。

80%くらいは、私の今、置かれている病の克服法についてです。

20%くらいは、自分のしたい事について調べたりしています。


ただ、検索ワードのネタもすでにつきています。

新しい検索ワードを思いついて入力してみても、同じサイトに

繋がるだけです。


結局、この情報が溢れかえった時代にも関わらず私の持っている

症状があまりヒットしない上に克服法も分からず…。

全く、どう対処すれば良いのか不明と言う現実です。


最近は、自殺に関しても思う事があり、かなり限界に近づいていると

自分でも思ってしまいます。


自己防衛の限界を越えると、人間に危害を与えるようになるだとか

言う情報もあり、そんな風になるの嫌だなとか思っていたけど…。

普通の人なら人間に危害を与える状態に今の私はあるのかなと

思ったりしてしまいます。

私が人間に危害を与えない理由は簡単です。

たかが、数人の命を奪ったとして何のメリットも無いのです。

地球上に存在する人間全てが脅威の私にとっては、数人の命を

奪ったところで何も問題は解決する事なく、法に触れて捕まり

死刑でしょう。

かと言って、こう言う考え方に陥ってしまうと自殺と言う道が急浮上

してくるのです。

それでも、自殺をしないのは何故か…?

私は過去に自殺未遂をしているので分かるのですが、人間は

そう簡単に命を捨てられない生き物です。

実際に自殺をして命を失った人は、それだけの覚悟があったと言う

事とイコールで結ばれるでしょう。

私が今、自殺をしないのも簡単な理由です。

しかも、全くの根拠の無い理由です。


親より先に死ぬと三途の川で石を積み上げて、積み終わる頃には

鬼がやってきて、せっかく積み上げた石を崩されるとか…。

そしてまた、1から石を積み上げての繰り返し…。

そんな世界、私には耐えられません。

せっかく積み上げてきたものを破壊されるだなんて…。

そんなの嫌ですよ。


これが、唯一、私が自殺をしないたった一つの理由です。


毎日毎日、命を奪われたり危害を与えられる事を考えながら

人間と接する事は辛いです。

かと言って、危害を与えられないと言う保証のない世界です。

この世界は…。


自己防衛の過剰反応。

私の存在って、いったい何なのだろうか………?

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