第28話 終わってる…。

今日の仕事も無事に終了。

そう、仕事自体は無事に終了しましたが…。

人間関係は壊滅状態でした。


朝、上司と先輩に挨拶をして出社するも当然のごとく

挨拶だけでは終わらない。

その次の発言が飛び交うのが当たり前…。

本当に関わらないでほしいのに、関わってこられる。


交通事故によるフラッシュバックから妙に異変が

起きています。

それも、良いように変われば良いのに悪い方面へ…。


コンビニでご飯を買う事が出来ても、コンビニ内に設置された

ゴミ箱にゴミを捨てに行けないから車の中、ゴミってるし…。

外にゴミ箱のあるコンビニを探さないといけません。

仕事帰りに、ゴミ箱が外に設置されているコンビニが

あるのにはあるのですが、仕事上がりにコンビニに寄る

気力すらありません。

残念です。


そして、今日は他の部署の事務所内に入る事がとうとう

出来なくなっていました。


そこで得られる情報は、私にとっては重要なのに

人間が居る事で立ち入れない領域と化します。


その事務所に入ればすぐに得られる情報も…。

わざわざ電話で確認(人間の居る場所に居なくて良い…。)します。


本当に私、終わっているなと思います。

人間でありながら人間を拒否する私。

自己肯定もそろそろ限界かもしれない。

こんな私自身を、私が受け入れられなくなっています。


あぁ、酷い酷い酷い…。

絶望と悲しみの世界………。

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