第2話 親友も餌食に…。

心療内科に行ってきました。

本当に、こんな私を見捨てないで診てくれる医者が

居る事に感謝しています。

かつて、私の症状を重症なので診れませんと言って

診察を断った医者すら居ました。

そんな、心療内科の医者ですら患者を見捨てると言う

現実を知ってしまった私に、今の心療内科の先生は

とても良くしてくれています。

本当に感謝しています。


でも、そんな先生にも限界はあるようです。

今の私の症状について、この状態を治す方法は分かりませんと

はっきり言われました。


私も少し熱が入ってしまったようで…。

日本国内でこの様な症状を診てくれる機関は?

外国でも良いです。

とか、言ってしまいました。

診察の後、冷静に考えて日本国内はまだしも…。

外国は言葉も通じないし、我ながらバカだと思いました。

でも、それだけ真剣に治したいと思っているんだなとプラス思考で

考えています。


そう、確かに…。

私もこの人間がダメと言う状況を何年も悩んできています。

そして、ネットで調べたりもしましたが一致する症状が無いんです。

この情報に溢れかえった世界ですら、情報が無いんです。

私の主治医も、私の様な症状を持っている患者は診た事が

無いそうです。


私が通っている心療内科の先生は、シチュエーションによって

人間がダメな人は居るけど、全人類がダメな人は居ないと…。


正直、治せないと言うくらいなら本当に国からの援助を受けたいです。

人間と関われないと言う事は、何も進展しないんです。


教わる事も出来ないし、技術を磨く事も出来ない。

自分の殻に閉じこもって、自分の中でしか物事が出来ないんです。

当然、それには限界があります。


転職を考えても、今の私には面接すらする自信はありません。

仮に運よく採用されたとしても、先輩も人間。

同期も人間、後輩が出来ても人間。

その人間が、私にとっては脅威なのです。


そう、それは今の会社でも同じなんです。

今、新しい社員が入って来たりしています。

当然、先輩は新しい社員と話をしたり親しくなるでしょう。

でも、私にはそれが出来ません。


ずっと一緒に働いてきた先輩(同期は居ない。)や上司ですら

私は何時かこの人達に命を奪われるとしか思っていません。

そんな中、新しい社員が増えると言う事は自分の命が危険に

さらされる可能性が高くなる訳です。

そうなれば、私は避けるしかありません。

でも、残念ながら仕事によっては避ける事は出来ません。

当然、無理をしないといけない訳です。

自己防衛(人間を避ける行為)を優先できないのです。

命を奪われる覚悟(関わる事)で挑まないといけないのです。

精神状態が持ちません。


これは、日常生活においても同じような事が言えます。

日常生活において、外出する事を考えようとしましょう?

これから先の事も考えるとします。


今、小さい子供達は脅威です。

少子高齢化の日本において、子供は宝でしょう?

でも、それは世間一般的な考え方です。

私にとって小さい子供は、私が年をとった時に大人になっていく

年をとった私にとって、大人になっていく子供たちは意図も簡単に

年をとった人間を殺せる殺人兵器です。

今の大人達、高齢者…。

彼らもいつ命を奪いにかかってくるか分かったものではありません。


こちらから手を出せば罪に問われます。

ならば、攻撃を受けますか?

私は、攻撃を受けたくありません。

常に人間を警戒し、避けます。


私が見ている世界は、日本と言う安全な国なはずなのに危険な国です。


こうやって、カクヨムで執筆している時間。

命を奪われず書いていられることは、本当に奇跡なのです。


そんな私は、今日から薬の量が増えました。

流石に先月の様に薬を飲まないで生活を送ると言う気力すら

残っていません。


今は、薬を飲んで楽になりたい。

ただ、それだけです。


薬は飲みたくないのに…。

とても、残酷な現実です。


そして、友人の親が医者(心療内科では無い。)なのを良い事に

良い医者を知らないかと友人まで餌食にした私…。


最低だと思う。

私なんか、本当に生きている価値は無いでしょう…。

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