学園反逆 ブラッククロウ

ハガネ

学園戦争編

第1話 入学と反逆

近い近未来 戦闘のエキスパートを養成する学園が存在した

その名はクローバー。

武術、剣術、銃術、すべてが学べる学園だ。

俺はその学園に入学を果たした。

「ちょっとどいてぇぇぇぇぇ~ッ!」

振り向いた途端だった、駆けてきた少女にぶつかったのだ。

「い・・・・・いたた・・・・・大丈夫か?」

と俺はたずねた、彼女の学園のバッジが気になったのだ。

この学園は超能力者も養成している、俺もそのうちの一人だ。

「は・・・はい なんともないみたいです」と彼女が答えた。

そのとき

「大罪人!覚悟!」

と言い放ちもう一人少女が剣で斬りつけてきた、「くッ!メタル!」

と俺は叫び両手を金属に変えた。

剣は火花を散らし俺と彼女の目の前で止まった。

「俺が何をしたんだよ!入学初日だぞ!」

「彼女は大罪人だ!」

「彼女?わけがわからんがどういうことだ」

「彼女は入学早々、生徒会長でありながら学園のシステムを批判したのだ!」

「なるほど・・・・・それで大罪人か」

と彼女は髪の毛を紅く染め  目がルビーのように輝いた

「わたしは生徒会長!鶴咲天音!大罪人です!」

剣と拳が離れ距離をお互いとった、「あんた天音っていうんだ、俺は鴉 黒斗!おなじクラスだよろしく!」とあいさつをした。

彼女の能力は精霊を身に宿す能力だったのだ。今は火の精霊を宿している

「わたしは風紀委員の武蔵 十夜!貴様らを捕まえる!」

「いいぜ・・・・やれるもんならやってみろよ!十夜!」

「はぁぁぁぁ~ッ!」十夜が叫び駆け剣を振りかざした

剣を硬質化した左手で防ぎ俺は彼女の懐を殴り気絶させた。

「彼女・・・・どうしますか?」と天音がたずねた

「ともかくおれたちのくらすことになる学園の部屋につれていくか・・・・・

 どうやらあんたと一緒にくらすことになりそうだ」

とおれは学園のルームメイトの表示をみて言った。

学園に反旗をひるがえした生徒会長と俺がルームメイトだったからだ。

この出会いが後に学園を大きく変えることになるとはこのとき俺は

知るよしもなかった。


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