第1章いざ!異世界へ!3

…「レッドさんどういう事ですか!?」

 俺はレッドさんに今あった状況を聞いた

 「オヌシはのう、今必殺を使ったんじゃ」

 …なんだそれは…この異世界にもカッコイイ要素あるのかよ

 「それって何ですか?」

「まあそのままじゃがオヌシの必殺技じゃ」

 …マジか!?でも俺よく覚えてないな…

 「オヌシはオリティバスター無しで必殺を発動したんじゃ、凄いことじゃぞ」

「!?ほ、ホントですか?」

「そうじゃのう見たところによるとワシが見た中でも一番の凄腕じゃ」

 …この老人のことあんまり信用出来ないけど寺島も言ってたしなぁ…

「オヌシのオリティバスター作ってやるぞい」

 「ありがとうございます!!」

 「あと、そちらのヌシはどうしますかな?ホッホッホッそんなこと言っても分からんじゃろ蝋石に聞くが良い」

 「はい!って蝋石ってなんですか?」

 「そこに燃えてる石があるじゃろそれが蝋石じゃ、蝋石に語りかけるのじゃ、さてオヌシはワシから話をするしかないようじゃの」

 話ってなんだろう…レッドさんだからなぁ、

 「単刀直入に言うがお主はナイトじゃ」

 「ナイトって!?」

 「ナイトとは現存世界「ノール」の中で月滅種族とされている種族じゃ攻撃、防御、素早さ、を兼ね備えているがこの100年で死んだとされているのだがお主はその種族じゃ」

 「…え?」

 …マジで?マジでぇぇぇぇぇ!?

 「まぁそういう事じゃの、オリティバスターも規格外じゃ今作るから待っておれ」

 カンカンカン……………カンカンカン…………「出来たぞよオヌシのオリティバスターは愚弄粉雪桜ノ刀じゃ」

 …おお、なんか凄いぞこれ刃が白くて本当に粉雪みたいだ…

 「それのオリティは愚弄ノ跛者じゃオヌシの必殺と相性がぴったりじゃぞそれとそっちのオヌシ出来たかの?」

  …俺のオリティバスター(武器)か…

 「はい!出来ました!」

 「おお!お主も珍しい種じゃなオヌシは番人じゃな、この現存世界を誇る一番攻撃力がある種族で捨て身をして良く死ぬ種族じゃから最近激減しているのじゃこれはまたナイトと相性が良いぞよお主には光臨剛紫ノ剣をやろうどちらもS素材で作ってある」

 …そして付属石は龍也は火龍華扇が寺島は光進ノ玉を貰った。

 「お世話になりました!!」

 2人とも一緒に頭を下げた。

 「いやいいんじゃよそれと2人とも気を付けるんじゃオヌシたちは貴重な種族じゃから悪い輩にも狙われるぞ」

…何ぃぃぃぃぃそんなにここ治安悪いのかぁ

 「はい!その時は倒しますよ」

  …とは言ったものの本当に倒せるのか不安だ。まあ今はそんなことよりも仲間集め、さっき募集したから誰かいるといいなと2人で話ながらギルドに戻った。

 ------「着いたー!」

 --ふと掲示板の端に立っていた少女をみた、まだ13歳ぐらいだった----ギロ-----びく-----いきなり睨まれた何なんだ?

 「ねーあんた達この掲示あなた達の?」

 それは紛れも無く俺達のだった

 「そうだよで、何お嬢ちゃん」

  「あんた達の仲間になるって言ってるのよ」

 -----はぁぁぁぁよりによって1番使えなそうなのきたなこれ!?魔法かなんか使えるのかぁぁぁ?、それが2人の感想だった。しかし俺達は一応仲間にした

コマは沢山あった方がイイしなw

 「私は、ボルガント・マッカ・エイル、エイルで構わないわ」

 「で、エイルはどんな能力なのかな?」

 ----エイルはニヤリと笑い

 「それは実践でね?」と言った。

 俺達はこの子を舐めていたのだがエイルの強さを痛いほど知ることとなった

……俺達の冒険は終わらない……

 

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