罪のフレンズ/sirosana
作品名 罪のフレンズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882877757
作者 sirosanaさん
https://kakuyomu.jp/users/sirosana
ジャンル
ショート。コンテスト参加作品。関連性高。寓話。神話。オリジナルキャラ。
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作品紹介。
『一回読んで、だいたい理解出来たのですが、どうやら、ジャパリパークの歴史書みたいなものでした。誰かのフレンズが書いたものなんだと思います。ちなみに、僕が書いたのではなく、あくまで、ジャパリとしょかんでみつけたものです。』(概要より引用)
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感想&オススメポイント。
とてもユニークなSS、かくよむちほーに出現!
はい、そんなわけで罪のフレンズの紹介です。
この作品はなんでも、『としょかん』に現存されていた書物に書かれていた内容のようです。
(※この作品の設定としては最高の設定と思います。内容が内容だけにすばらしい。)
私が読んだ限り、この物語はジャパリパークの寓話……いえ、この世界観の成り立ちに関係する、神話の一部そのものです。
なぜあのフレンズ達は邪気が全く無い存在なのか、その答えの片鱗がここに描かれています。
かつて生まれ、状況が違えばジャパリパークにも存在したかもしれない概念が、この物語によって否定される。
そして、物語上には描かれてはいませんが、その概念が存在するならば然るべく存在するであろう、もう一つの概念も同じく否定することになりました。
それにより、赦された存在として「彼女」はその場所で、フレンズと共に生きることになります。
なるほど。
私は断言します。これは間違いなく、ジャパリパークの『神話』です。
地の文は優しく、丁寧ですが、ここがジャパリパークと言う特別な場所で、そこに生きている命が、とても尊いものなのだと言うことを力強く訴えてくる。
けものはいても、のけものはいない。
その理由が、かつてあったかもしれない出来事として描かれています。
まさに神話と言ったような表現(ネタバレのため、詳しくは伏せます。)があるため、本当にあったことなのかは分からないところが、また魅力です。
とても素敵な作品。
是非、一度読まれることをオススメします。
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登場キャラ
彼女(様々な解釈あり)
私(こちらははっきりしている。他に類を見ない特別なフレンズ。上記の『彼女』の存在含め、神話的だとこれを読んだパーク員さんが思った最大の理由で、この作品ならではの存在。)
サーバル(ネコ科のフレンズ。恐らくサーバルキャット。)
ぱーくすたっふ
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度数計測スター
神話度: ★★★★★
優しさ度: ★★★★★
本当の愛はここにある度: ★★★★★
治癒力度: ★★★★★
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作品名 罪のフレンズ
作品トップページリンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882877757
作品1ページ目リンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882877757/episodes/1177354054882878555
作者様ページリンク sirosanaさん
https://kakuyomu.jp/users/sirosana
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追記
関連作品として、『罪のフレンズ 解』とキャッチコピーの付けられた、
『ヒトのフレンズ』が公開されました。
作者様(sirosanaさん)の近況ノートより、『「ヒトのフレンズ」を読むときの注意はですね、視点が「罪のフレンズ」のときと入れ替わっているので、そこだけです』とのことです。
こちらも合わせて読んでみてください。
ヒトのフレンズ 作品トップページ
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