実は頭が良い.....?
数ヶ月前、突然本が読みたい!! と言い出した妹に本を貸した。
私「まぁ、小6だしな……。重松清さんとか読ませるかな、じゃあこれ『きみの友だち』」
妹「ありがとうー」
数日後……。
妹「面白かったー! 次!」
もう読み終わったのか!? まぁいいか、じゃあ次は有川さんあたり読ませるか。
そうして、有川浩さんの手持ちの本を一通り読ませ、もう小6向けの本が無くなり、お前に読ませる本はねぇ! と言った結果……。
妹「これありがとー、面白かったよー」
私「お、まえ! また私の本棚から勝手に……って東野圭吾!? 読めた!? 理解出来た!?」
妹「ん? 面白かったよ?」
本棚から勝手に本を読まれる日々は続き、気づいたら450ページほどある本も読了していました。
私「君、実は頭いいの?」
妹「えっへん! そうだよ! 天才!!」
私「そうか……。」
妹「あ、そうだ国語で分かんない所あるから教えてー」
そう言って取り出したのは30点のテスト。
何故、難しい本は読めるのに漢字が半分も正解していないのか、何故主人公の気持ちを答えろと言われているのに、主人公の友人の気持ちを答えているのか……。
頭が良いのか、アホなのか分からなくなってきている。
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