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目次
発芽
頭の中で
くるくる回って
何回転もしそうな想い
どこかに
ぶつけたくなるけれど
どうすることもできないままで
毛布に包まって
妄想と空想と現実を
少しずつ繋げていって
眠れない夜を
目が回るように
今夜も通り過ぎていく
生産しているようで
何も生産していなくて
わたしの中は空っぽのまま
ぶつけたい想いも
本当は空っぽのままで
だから空回りしかしなくて
こんな姿を
馬鹿にしたけりゃ
指さして馬鹿にすればいいさ
沈んだ気持ちも
いつかは
懐かしめるかしら
今はこんなものでも
明日になれば
日光を浴びて芽を出すさ
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