愛と勇気

野上アナ「敗れはしましたが、ロスインゴ5人に対して1人で最後まで諦めずに闘う姿は我々見る者に愛と勇気を与えました!」


ライガー「ミラノくんは持てる力全て出し切って全力で闘いましたよ!ふざけた介入無かったらホント結果変わってたかもしれないですよ!よくやった!ミラノくん!!(拍手)」



野上アナ「おっと、ロスインゴがぞろぞろとリングに上がってきました。ミラノはまだパラダイスロックを掛けられたままです。」



内藤・EVIL・BUSHI・

SANADA・ヒロム

「・・・。」

(無言でミラノを見下ろす)




バッ!

(内藤、ロープに駆け出す)



野上アナ「内藤が走った!ロープリバウンドで戻ってきて・・・何を狙う?!」



バッ!

(SANADAが内藤の前に出てきて止める)



内藤「・・・?!」



観客「おお〜〜っ!(どよめき)」




SANADA「・・・。」

(無言で掌を下にして”トランキーロ”のジェスチャー)



内藤「・・・。」

(笑顔になり、頷きながら一緒に”トランキーロ”のジェスチャー)



ライガー「今、内藤は多分パラダイス決められてるミラノに低空ドロップキック狙ってたんですよ。でも、SANADAが止めましたよ!」



野上アナ「闘いを通じて何か感じたものがあったのか?やはり、”愛”と”勇気”を感じたんでしょうかね?」


ライガー「そうだね、なるほど!SANADAの好きな作品のテーマが”愛”と”勇気”ですからね〜。そういうことか(笑)」




ミラノ署長「・・・。」

(岡・北村にパラダイスロックを解いてもらい、肩を借りて退場するミラノ署長)



観客「(スタンディングオベーションで拍手)」



野上アナ「お客さんが惜しみない拍手を送ります!この試合を見て、ミラノコレクションA.T.の愛と勇気を感じなかった者はいないでしょう!!」


ライガー「さぁ、内藤がマイクを持ちましたよ!」

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