上演中の熱いスタッフワークや袖での緊迫したやりとりを読みたかった……バラシでの丁寧な仕事とか。次回に期待！

公演中の飲食厳禁は常識ですよね。これは寺山修司的街頭劇で大宣伝の流れか？　それはそうと、自意識ガンガンの役者じゃなくて、確実に基本を積み上げていく演技者像を見てみたいものですね。

今はシーン練習っていうんですか……「立ち」とか「返し」って用語が出るかと思ってました。「立つ」ってどういうことか、ＯＢにみっちり指導してほしかったですね。

隆明先輩！　「動作を使って示さねばならない」と言っちゃうと、記号的ポーズでやっちゃう人がいます。「行動で示さなくてはならない」と言ったほうが正確かもしれませんね。

次に上演シーンが出てくるときは、ぜひ省略や倒置、省略がガンガン出てくる「生きた」セリフが見たい！

台本の一部の抜粋や、実際の演出ノート、効果スタッフの台本や照明のＱシートなんかの描写が欲しくなりましたね。

暗転は観客のための「シンキング・タイム」。効果的に使いましょう。そのために「ブリッジ」のＢＧＭがあります。キャストが自分で装置を動かしたり、前の幻想シーンの衣装のまま、現実シーンに居座ったり……。まだまだ温いですよ、沙織部長！

高校の演劇部にスポットを当てて、稽古や演出の実際も紹介されています。スタッフワーク描写が欲しい所ですね。