つらつら詩

次郎次

君は朝


あしたのあさ走り出そう

木漏れ日の中を泳ぐ

目覚めがいいと気持ちいいの

優越感に浸っちゃってさ

少し肌寒いくらいの空気

一番好きな季節はここ


妙に光が眩しくて

遮らない暖かさを手に取って

踊り出す心 落ち着かせて

今日の一歩を踏み出そう


morning 鳥が歌う

葉っぱから雫が落ちた

morning 耳をすます

空は高くて届かないと手を伸ばす



子供の頃のラジオ体操

寝ぼけ眼で朝をかんじる

あの時は何も思わなくて

けれど確かに光る世界があった

笑ってしまいそうなほど

単純だったあの頃の話


大きくなった自分がいる

小さくなってしまった世界がある

焦る気持ち不安な気持ち

一眠りして忘れよう


morning 走ろうか

今から君は何でもできる

morning 歩こうか

マイペースでいいよ 君はまだ朝なんだから

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