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ある晴れた日のこと


私は森を散策していた


鬱蒼と生い茂る木々草花をかき分けて、陽の光がわずかに溢れる獣道を進んでいた


しばらく進むとひらけた場所に出る

そこには一本の大きく太い樹がそのたくましい枝々を思い切り広げていた




私は脚を開き腰を落としてひねる

数秒のタメ

ひねりを解いて腰を回しついで上体、肩、腕とパワーを伝導

利き足を前に踏み出しながら拳を繰り出した



一陣の風が吹き

森が消えた



ある晴れた日のこと

私は原っぱを後にした

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