A-36-R『困憊砲』

 エネルギー弾を放つ。威力は自身の体力を消耗させて調整出来る。


 再発動:可能

 再発動条件:20秒


 威力は以下の3段階に調整出来る。


 1段階目

 腹筋を10回やった程度の疲労。全く疲れない訳ではないが、戦闘行為への影響は軽微。威力は通常状態での右ストレートと同じ程度で、命中した場所にもよるが一撃で決着をつけるのはまず不可能。20発程度撃つと指先すら動かせない程に疲れて動けなくなる。


 2段階目

 200mを全力疾走した程度の疲労。肩で息をする事になり、見てすぐ分かる程度に動きが鈍くなる。威力はハンマーで思いきり打ち付けられた程度。直撃すれば骨が砕け、当たりどころによっては勝負が決まる。2発も撃てば立っていられなくなり、3発撃てば疲労によって意識を失う。


 3段階目

 1発撃っただけで自身が気を失う。命中した相手は最低でも重傷を負うが、死に至るかどうかは状況によって変わる。防御を固めていれば耐えられる事になるが、不意打ちが決まれば死亡させる事も出来る。


 これらの攻撃は混ぜて使う事が可能ではあるが、例えば2段階目を1発撃った後に3段階目を撃った場合などは、過負荷によって心臓発作を起こして発動者が死亡する。1段階目3発、3段階目1発程度であればギリギリ死なずに済む事が実験により分かっているが、他に疲労させる要因などがあればそれでもアウト。


 あくまでも溜まるのは疲労の為、時間経過や他能力によって解消が可能。座って目を瞑って深呼吸してリラックスすれば2段階目1発程度の疲労であれば20秒程度で回復出来る。ただし、気絶した場合は最低1時間は目を覚まさない。


 C-B系能力などの身体能力強化によってある程度疲労への耐性が出来る。それでも疲れるという現象自体には変わりなく、それによって動きも鈍るので相性が良いかは微妙。

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