　自身の眼球を取り出して操作する。

　再発動：可能（１回まで）

　再発動条件：発動していない方の対応する手が自由である事

　操作出来る眼球は左右それぞれに対応しており、左手で左眼球、右手で右眼球しか操作出来ない。この能力によって取り出された眼球は無敵化しており、神経は切断しているが、能力の効果により視界は維持されている。１度発動すれば自身で能力を解除するまで効果は続くが、解除すれば当然能力の効果が無くなるので無敵化も視界も失われる事になる。何らかの原因によって能力が封印された場合も、解除した時と同じ状態になる。

　左右どちらか片方だけを発動する事も可能。発動者はそれぞれ違う位置での視界を得る事になるが、それによってバランスを崩すなど身体能力に悪影響が出る事は無い。この能力が空間把握能力等に補正をかけている事が原因だと思われる。左を発動後に右、右を発動後に左、同時、いずれも可能。

　発動中は、発動している手に一切の感覚が無くなり肩から指先まで一切動かせなくなる。脱力する訳ではないので、発動時の手の形に固められるが、こちらは無敵ではないので、腕としての機能をしない程度のダメージを負えばこの能力自体が解除される。

　操作出来る範囲は自身を中心に半径１００m。基本的には空中を浮かす形になるが、地面を転がしたり水中を泳がせたり柔らかい土ならば掘る事も出来る。最高時速は５０km程度。全力で相手にぶつけても大したダメージは無いが、無敵化している為、眼球に直接反撃を受ける事もない。