H-04-V『眼制疲労』

 視界にいる生物に疲労を与える。


 再発動:可能

 再発動条件:なし


 この能力が発動すると、発動者の目の周りに黒いもやのようなオーラが現れる。また、能力の影響を受けた生物にはその黒いもやが原因である事が本能的に理解出来る。


 疲労の溜まる速度の実験。戦闘状態にある対象に対しこの能力のみで疲労を蓄積させた場合、対象は30秒で疲労を感じ始め、1分で呼吸が荒くなり、3分で戦闘が不可能になり、5分で心臓麻痺により死亡した。効果発動中に激しい動きや重い物を持ち上げるといった行動を行えば、さらに疲労の蓄積は加速する。


 HーV系統の能力なので、視界にさえ入っていれば、人間でも動物でも能力の対象にする事が可能。ただし、疲労の蓄積が可能なのは同時に1つの対象のみ。2つ対象となりうる生物がいた場合、片方の蓄積を開始すればもう片方の蓄積は停止する。蓄積を解除しても、たまった疲労が取り除かれる訳ではない。

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