第61話 パナマ空港

パナマには約5年間住んだ。その前にも2回訪れている。

空港も何度も利用したが、

常に変化のある空港だった。


さほど大きな空港ではないものの、アメリカへは、大手3社がそれぞれの中心都市へ飛んでいるし、パナマの飛行機会社もコスタリカやコロンビアの飛行機会社もある。

カリブ海や中米諸国、南米にも多くの路線があって、ハブ空港としての地位も争っていた。


空港自体の拡張工事ばかりでなく、入国や出国に関するルールにも変化があった。

入国に当たっては、当初は事前に観光ビザの取得が必要だった。

次に、機内でツーリストカードの記入が必要となったが、最終的には無くなった。


また逆にパナマからの出国、特に子供に関しては年々厳しくなり、必要手続きが増えていった。


また、なぜか、空港内に、年々、スロットマシーンが増えていった。


自分自身もそうだが、パナマ空港はいったいどこへ向かうのだろう。

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