第106話本を読む

はーい。どもども二人なのにZEROカロリーです。


天才。お前、前から気になってたけど本とか読むん?


バカ。うん。乱読してるわ。


天才。マジか?


バカ。うん。知らなかったん?


天才。知らんよ。マンガしか読めないと思ってたぜ。


バカ。お前は、どうなん?


天才。まぁまぁかな。


バカ。本読む事でまぁまぁは無いやろ?


天才。えっとどんな本読むん?


バカ。純文学や。


天才。純文学?


バカ。純文学知らんのか?


天才。知っとるわ!


バカ。じゃあ、どんな本やん?


天才。「…ヤバい…。」

セカチューとかやろ?


バカ。おお、王道知ってるんやな。


天才。そうやで。映画もテレビでもやってたやろ。


「マジでヤバかった…好きな女を口説くために5分勉強した過去があったからな。」


楽屋にてー。


天才。ジャーマネに頼んで本屋に行ってもらって小難しい本を10冊一気見した。


俺は、天才やからな。


バカ。それ、官能小説やで。


天才。……。



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