第84話砂漠化テレビ


はーい。どもども二人なのにZEROカロリーです。



天才。最近、怒られるんや。



バカ。かみさんにか?



天才。娘に怒られるねん。



バカ。どういうこっちゃ?



天才。砂漠消さなきゃダメって言われるねん。



バカ。砂漠って何やねん?



天才。俺にも分からんから今から娘に電話して聞いても良いか?



バカ。仕方ない…。



天才。あ、もしもしパパだよ。



娘。漫才中じゃないの?



天才。そうなんだよ。バカが電話しろってうるさくてね。



バカ。俺のせいにするなよ!電話代われや!



天才。今からバカに電話代わるね。



バカ。うん。うん。うん。



天才。何話してるねん?



バカ。分かったわ。



天才。スマホ勝手に消すなよ。



バカ。娘さんが言うにはお前がテレビつけっぱなしで寝てるとテレビ画面がざーってモノクロになるから砂漠化らしいぞ。



天才。そうか!



バカ。お前、破天荒やな…。



天才。いやいや、破天荒じゃなくてテレビ見ながらじゃないと怖くて寝れないねん。



バカ。子供やな。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る