第10話嫁さん
はーい、どもども二人合わせてもZEROカロリー以上です。
天才、こらこら、自己紹介だけで帰るな。
バカ、嫁さんが心配なんや。
天才、どうかしたんか?
バカ、嫁さんが実家に帰ってしまったんや。
天才、それは深刻やな、何かあったんか?
バカ、買い物行くのが嫌で断ったんや。
天才、買い物ぐらい一緒に行ってあげろや。普段苦労かけてるんやから。
バカ、俺は引きこもりやで。無理やろ!
天才、引きこもりが舞台に立って漫才できるか?
バカ、何か知らんけど漫才は大丈夫なんや。やる気ZEROカロリーからな。
天才、まぁ、そうやな…。
楽屋
天才、「迎えにいかなくて良いかい?」
バカ、「遠いねん。」
天才、「嫁さんの実家どこやねん?」
バカ、「北海道やねん。」
天才、「そりゃあ、遠いな。代わりに俺が迎に行ったるわ。」
バカ、「もう離婚や!」
天才、「離婚したら寂しいで。」
バカ、「知らんわ!」
はーい、どもども二人合わせてもZEROカロリーです。
バカ、天然パンチ!
天才、それ久しぶりやな。何かあったんか?
バカ、嫁さん帰って来たんや!
天才、良かったやん。
バカ、やっぱり、風俗に憂さ晴らしに行ったのが良かったんやな!
天才、おいおい、お前は全然反省しとらんやないけ!
バカ、反省したわ!ススキノで。
天才、北海道だけに?
バカ、そうや。
天才、バカ!もうええわ。
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