詩集「瑠璃草」
六佳
ジンセイ
僕らは絶望の海にいる
なにもかもが重いから
底を這うことすらできない
僕らは希望の海にいる
なにもしなくても浮かぶから
すぐに陸にあがるけど
浮いて沈んで波にのまれて
僕らは自分の海を探す
いつまで続くの?
このコウカイは
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